2013年10月17日木曜日

須川高原温泉と栗駒山周辺

2013/10/13 須川高原温泉と栗駒山周辺に行ってきた。

須川高原温泉 - http://www.sukawaonsen.jp/


須川温泉は栗駒山のぎりぎり岩手県一関市に入ったところにある。
周辺はまさに高原で一面の紅葉が広がっていた。しかし紅葉シーズンだからか登山客が多くなんと駐車場が満車。朝6時半に行った俺はギリギリ駐車出来たけど、その後来た車が駐車待ち渋滞を作っていた。


気温が5℃で天候は雨ということもあり露天風呂からはもうもうと湯気が立ち上っていた。露天風呂はなんと6時から営業している。これだけ登山客が集まる場所ならば採算も取れるだろう。しかしまもなくここは深い雪に閉ざされる。この3連休は今年最後の行楽シーズンといったところか。
料金600円を支払い中へ。利用は1時間までの表示があり回転率の高さが伺える。俺みたいに温泉のみを目的に訪れるのは少数派と思われた。
食堂も併設されているが内部は狭く脱衣所と露天風呂があるのみだ。男女は別。


露天風呂はかなり広い。死ぬほど寒いので身体を流してすぐに浴槽に飛び込んだ。湯加減はちょうどよい。しかし視界が悪い。風のないときは2m先くらいしか見えない(^-^;) 時折吹く突風で全体が認識できる感じ。
湯はすっきりレモンタイプ。pHが低く蔵王に似た湯だ。若干の硫黄臭があり、湯の花も少し漂っているが白濁というには程遠い。コンクリートの浴槽が水色に塗装されているため写真では白濁しているようにみえるだけである。
右奥の方には漏斗がありとんでもない量の源泉が注ぎ込まれていた。これは過去体験した中でも最高レベル。湯の温度も50℃程度と思われ注ぎ口付近では新鮮な湯を浴びるように堪能できる。天国並みの快楽を味わった(^o^)/ 岩山から伸びる漏斗は真っ黄色に着色していた。
入ったときは気づかなかったけど、出ようと思ったら発見してしまった。なんとシャワーとソープ類も完備!こんな山の上でありえん!ありがたい!

まとめ。須川温泉は膨大な湯量の極上温泉が嫌というほど堪能できる素晴らしい温泉だ。


<おまけ>
栗駒山の周辺の俺的みどころ。

祭畤被災地展望の丘。

2008年(平成20年)6月14日(土)午前8時43分に岩手・宮城内陸地震が発生。そのときに崩れ落ちた祭畤大橋がそのままの状態で保存されている。


橋がポッキリ折れて崩落している。まさに息を呑む衝撃的な光景だ。この橋桁の地面が地震の直後地すべりにより11mも移動したのだ。橋はひとたまりもなかった。
震源地はこの橋のほんの数百m上流である。
詳しくは山行が参照。
橋梁レポート 一般国道342号 祭畤大橋 “廃橋三昧” - http://yamaiga.com/bridge/maturube/


細倉マインパーク。
マインパークトップ - http://www.kurikoma.miyagi-fsci.or.jp/kanko/midokoro/minepark.htm


オリジナルキャラクターの人形などパラダイス感がビシバシ漂う細倉マインパーク。
しかし鉱山関係のテーマパークでここまで大規模なところも珍しい。観光坑道以外にも様々なアトラクションがある。9時半の開館時から多くの家族連れが訪れていた。
入場料は震災復興価格ということで半額の450円。なぜ復興価格で半額になるんだろう?(^-^;)


俺は迷わず観光坑道へ。朝イチなので俺が一番乗り。係員が電源を入れていた。鉱山観光はこうじゃなくっちゃ。内部は非常によく整備されていた。前半に鉱山開発関連の硬派な展示があり、動く人形や人車なども完備。この観光坑道は700mと割と長いが、後半はどうしようもなくつまらないイルミネーションとか「地球のメッセージを感じてください」的な変なポエムが多く辟易とさせられた。

くりはら田園鉄道、旧細倉マインパーク駅。


廃止後数年なだけあってまるっと残っていた。一度は電化されたものの施設の老朽化により晩年は非電化ディーゼルに戻った非業の路線。

細倉鉱山資料館。
鉱山資料館 - http://www.kurikoma.miyagi-fsci.or.jp/kanko/midokoro/shiryokan.htm


俺が来たことで係のおじさんが2階の展示室の電気を点けに行った。鉱山資料館はこうじゃなくっちゃ。一応館内は撮影禁止。
200円で見学できるが、もはや金を取っちゃダメってくらい古い施設。展示の最新データが1977年とかなのでおそらくその頃のまま。てかバリバリ鉱山現役当時の展示である。よって文章を過去形にするためのシール修正がそこここに見られるが、文章がおかしいw
しかし展示内容自体は非常にしっかりしており、読み応え見応えがある。一部には坑道を再現した部屋もあり完成度の高さに驚かされた。
見学後、鉱山職員だったという資料館のおじさんと長話してしてしまった。鉱山は廃止になったが、現在も目の前の工場は稼働しており、回収した廃バッテリーなどからの鉛の回収をしているという。鉱山だから選鉱の設備はすべて整っているというわけだ。今年になって新しい巨大なシックナーも稼働を始めたそうだ。このシックナーは道路から間近に見ることができ、現役のしかも新しいシックナーを見たのは初めてだった。
あと、なんか見学者はひとりで来る独身男性が多いらしい(^-^;)

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