今回の乗りつぶしには、前日に金券ショップで購入した18きっぷを使った。1回残り券で3800円もしたけど仕方ない。どうせ俺のような旅では十分元は取れるw
朝起きると今日も晴れていて暑くなりそうだった。4時半にチャリで出発。朝焼けに染まる街を鶴見駅へ。
朝焼けに染まる美しい東京を早々に通り過ぎ、木更津からの久留里線に乗車。やはりディーゼルカーは旅の気分を盛り上げる。キハ38の2両編成の後ろにおんぼろのキハ30が連結されていて鉄道ファンは全員そっちのエアコンの無い車両に集まっていたw このあたりで眠気がピーク。天井の扇風機の風が効きすぎのエアコンより心地良く、よく眠れた。結局上総亀山まで乗ったのは鉄道ファンの8名だけ。しかも写真のようにはみ電していて面白かった。電車じゃないけど。
房総半島をぐるりと廻り、大網からは短距離乗り換え区間に突入。実は千葉県の鉄道はほとんど乗りつぶしで1回しか乗ったことがなく、路線図もいつまでたっても頭に入らない、俺にとって鬼門といえる地域だ。千葉の難しさは盲腸線が少ないという事に尽きる。ほとんど連絡線なので特徴がつかみにくく、運転系統も複雑で途中下車が多くなる。東北乗りつぶしではほとんどの列車に始発から終点まで乗車したのと比べて対照的である。その主原因は成田線だと思う。成田線のせいで覚えられない!難しすぎ!成田線のバカ!すまん。取り乱した。そのくらい成田線は複雑なのだ。まあ簡単に説明すると鶴見線を巨大にした感じw
銚子駅で今日最初の38分の長時間乗り換え時間。マックで食事を採ることができた。銚子駅の前後区間は下関駅に似た雰囲気で、規模は小さいものの2方向からの路線が集まる終着駅の旅情が味わえる。
鹿島線は今回のハイライト。高架橋が多くて見晴らしがいい。どこまでも広がる田んぼに電車の影が落ちていた。また大きな鉄橋が2箇所あるので楽しい。オススメできる路線である。さらにおもしろいのは鹿島サッカースタジアム駅の存在だ。鹿島神宮駅の先にあり、鹿島臨海鉄道の荒野台駅の手前に位置するこの駅はサッカー開催時以外は営業しておらず列車が止まらない。今日はサッカー開催がないので鹿島臨海鉄道で荒野台までいくしかない。その場合18きっぷの鹿島サッカースタジアム駅までの効力は発揮されず、320円を払わなければならないようだ。往復で640円。それにしても鹿島臨海鉄道はローカルすぎ(^^;) 路線も車内も時間が止まっとるw
その後は問題の成田線にちょこまかと乗った。成田空港駅に行ったけど10分で折り返し(^_^;) そんな客はなかなかいないだろうなあ。成田空港は何度も利用してるけど最近はいつも車なので乗りつぶし2周目期間には乗っていないのだ。(俺の定義する乗りつぶし2周目とは、1周目完了時点以降に乗った路線を指す。)最後は我孫子支線に乗車。これで千葉県のJR線を完全制覇!我孫子からは鶴見に帰るだけ。
今日の経路は以下の通り。乗車区間で区切っている。
鶴見(4:56)→東京→千葉→木更津→上総亀山→木更津→館山→安房鴨川→大網→成東→銚子→香取→鹿島神宮→荒野台→鹿島神宮→佐原→成田→成田空港→佐倉→成田→我孫子→日暮里→鶴見(22:36)
乗りつぶしオンラインに登録して地図を作成。左が乗る前、右が乗った後。見事に千葉県が赤に染まった。この作業が楽しいんだよなあ。
JR全体の乗車率は61.88%となった。千葉のJRほとんど乗っても2%程度なのね。先は長いぜ。