2024年11月3日日曜日

2024 バルト三国とポーランド旅行まとめ

2024/09/27~10/06 2024 バルト三国とポーランド旅行まとめ

以前から行ってみたかったアウシュビッツ博物館に行くついでにバルト三国にも立ち寄ったのでそのレポート。



今回はセントレアからフィンエアーでヘルシンキへ。ロシアのウクライナ侵攻開始以来初めてのヨーロッパ便だったけど、本当にロシア上空を飛ばないんだなあ。北極点を通過してその証明書が機内で配られたのは面白かった。以前より2時間くらい余計にかかった。しかし機内はガラガラで搭乗率は10%程度。エコノミーの3席を一人で使えたので横になったりできて快適だった(^^)


ヘルシンキ空港で東京の友人と合流。ヘルシンキ中央駅からバイキングラインのフェリーターミナルまでゆっくり散歩。フェリーでエストニアのタリンへ渡った。バイキングラインの船内バイキングの昼食が美味しかった!



バルト三国はどこも小さくて治安の良い感じの国だった。
タリン旧市街はパステルカラーのカラフルな建物が美しかった。



小高い丘が展望台になっていて美しい街並みを見渡せた。
コンプレッサーというパンケーキの夕食をビールと共に。美味しかった。



バルト三国の移動は高速バスが主流。隣国のラトビアへはバスで移動した。ネット予約ができてバスターミナルで運転手に見せるだけ。APPもよくできていて快適そのもの。




ラトビアの首都リガ。バルト三国は旧ソ連なのでLRTやトロリーバス、ビルのデザインにもソビエト感がある。現在はEU諸国でもあり、KGB本部が博物館になっており平和な感じ。



リガからリトアニアのビルニュスまでは一日一本の国際列車で移動!車内は清潔でヨーロッパの車両って感じ。電源も確保され、快適な特急列車の旅だった。



ビルニュスにはウジュピスという職人の共和国がある。実際の国家ではないが憲法まで制定されていて面白かった。



特急列車でカウナスへ。ここでは念願だった、岐阜県出身の杉原千畝がユダヤ人にビザを発行した旧日本領事館を見学した。日本人の入館者が多いのであろう、日本語での説明が多くてよく理解できた。



カウナスからは国際バスでポーランドの首都ワルシャワへ。夜のワルシャワ西駅のバスターミナルに着いたら退廃的な雰囲気でドキドキした。
しかし公共交通機関は優秀なAPPで乗車券が購入できてバスなども簡単に乗車できてよかった。こういった交通機関のチケット購入の利便性は日本も見習ってほしいところ。日本のシステムは外国人観光客には難しすぎると思う。
写真はスターリンからの贈り物、文化科学宮殿。翌日展望台まで登ったけど素晴らしい景色だった。建物も旧ソ連ぽくて興味深かった。



第二次世界大戦でドイツに徹底的に破壊されたワルシャワ。旧市街はその後再建されたものだ。バルト三国の本物の旧市街とはちょっと違うかっちりした建築だった。
LRTやメトロにも乗ったけど快適そのものだった。



ワルシャワ蜂起博物館。映画戦場のピアニストなどでも描かれたワルシャワ蜂起に関する、新しく素晴らしい博物館。必見。




そしてやっぱり鉄道博物館へ。館内展示はいまいちだったけどやはり屋外の実写展示は素晴らしかった。軍用車両や流線型の蒸気機関車など興味津々で見学した。
ユダヤ人の移送に使った貨車などの展示もなされていた。



特急列車でポーランド第二の都市クラクフへ。



クラクフからバスで1時間半。この旅行最大の目的地、世界遺産のアウシュビッツ博物館へ。
中谷さんという日本人ガイドの方の案内でアウシュビッツとビルケナウの2箇所の博物館を見学した。日本語でガイドしてくれたということだけでなく、よく問題提起をしてくれる方だったので本当に考えさせられた。ある意味人生観が変わった体験だった。ぜひ見学をおすすめする。



クラクフはとても美しい街。ワルシャワよりも観光に向いていると思う。日本で言う京都みたいなものか。
ユダヤ人街ではシナゴークを見学することができた。ここには映画シンドラーのリストで描かれたゲットーがあった。



ポーランド航空博物館では野外展示のおびただしいミグ戦闘機を見学。
産業博物館ではLRTの旧車が素晴らしい状態で展示されていて感激した。



帰りはクラクフ空港からヘルシンキ経由でセントレアへ。
今回は行きも帰りも夜行便だったので宿泊費も時間も節約できてラッキー!深夜便大好き!なお帰りは南回りでカザフスタン上空を飛んだらしい。寝てたけど(^-^;)

まとめ。バルト三国は治安が良く観光客が少なく旧市街はヨーロッパ然としていておすすめ。ポーランドのアウシュビッツ博物館は必見。

0 件のコメント:

コメントを投稿