2019年4月22日月曜日

コスパ最強!?2万円の格安スマホ UMIDIGI F1を使ってみた

2019/04/19 コスパ最強!?2万円の格安スマホ UMIDIGI F1を使ってみた。


ジムニーでスマホをカーナビとして使おうと心に決めた俺。しかしカーナビとして投入したPixelの調子が悪い。電池が一晩持たず毎朝起動しなくてはいけないのと、フリーズが頻発するため諦めた。多分フリーズするから電池が切れるまで復帰に向けて頑張ってるんだろうな(^-^;)

今回はカーナビに使いたいだけなので以前から気になっていた格安スマホを試してみることにした。

カーナビとしての格安スマホの選択条件>
6.3型以上
Antutu10万点以上
ドコモのプラチナバンド対応


UMIDIGI Smartphone - https://www.umidigi.com/page-umidigi_f1_overview.html

購入したのはUMIDIGI F1。Xiaomi のMi Max3と最後まで迷ったがプラチナバンド対応が決め手。その価格なんと2万円。現在俺がメインで使っているPixel3XLの6.5分の1だw
UMIDIGIは今回はじめて知ったメーカーだ(^-^;)もちろん中華スマホ。俺の大好きな深圳の会社らしい(^o^)/



開けてみると、付属品は充電器とType-Cケーブルだけと大変シンプル。箱も各モデル共通だそうだ。



なんとスマホはもともとラバーケースに入っており、画面の保護シートを剥がすとプロテクターが貼ってあった。Pixelだとケースだけで5,000円くらいしそうなものが最初から無料で付いているとは!これが格安スマホの世界か!



本体下部にUSB Type-Cとイヤホンジャック。
右側面に音量ボタンと電源ボタン。電源ボタンが下である。うーん。
ダブルレンズのカメラは0.5mm程度飛び出しているので机に置くと若干カタカタする。ケースを装着すれば問題ない。



Pixel3XLと比較するとこんな感じ。ほとんど同一サイズ。画面サイズは同一の6.3インチだが、19.5:9(2,340×1,080)のF1は幅が狭いぶん小さく感じた。幅が1mm小さくて画面が縦に広い。それで同じ6.3インチって感じ。



SIMとMicro SDカードの兼用スロット。サクッとIIJmioのデータ専用SIMを挿入。



デフォルトで日本語選択可。IIJmioのSIMも自動で認識。APNも表示された中から選ぶだけ。Pixelと何ら変わりなかった。
すんなりLTE通信できた。ドコモ系MVNOならプラチナバンドに対応しているので山間部も安心(^o^)/ジムニーのカーナビ用なんでここ重要!
特に余計なソフトは入っておらず、素のAndroidに近い感じで助かる。
だがしかし、Android9の特徴であるホームボタンに変更することができなかった。せっかくのAndroid9なのに意味ないじゃん!



Android9端末なんてまだ珍しいんじゃないかな(^-^;)しかも格安!


んじゃ恒例の一回計測ベンチマークテスト結果発表!


<UMIDIGI F1>
AnTuTu Benchmark v7.1.7:   136,239
PassMark PerformansTest :    8,911
Geekbench4 Single-core          1,492
Geekbench4 Multi-core           5,674
PC MARK :                          7,449
3D MARK Sling Shot:             1,367

<参考:Google Pixel3 XL>
AnTuTu Benchmark v7.1.2 :   286,559
PassMark PerformansTest :    17,124
Geekbench4 Single-core          2,375
Geekbench4 Multi-core           8,394
PC MARK :                          9,025
3D MARK Sling Shot:             4,671

<参考:Google Pixel>
AnTuTu Benchmark v6.2.1 :   139,303
Quadrant :                          30,149
PassMark PerformansTest :    6,803
Geekbench Single-core          1,526
Geekbench Multi-core           4,011
PC MARK :                          4,711
3D MARK Sling Shot:             2,580

<参考:Nexus 6P>
AnTuTu Benchmark v5.3 :     49,084
Quadrant :                  17,537
PassMark PerformansTest :    6,066
PC MARK :                    4,668
3D MARK Sling Shot:          1,149
3D MARK Ice Storm:      Maxed out!

簡単に総括するとPixel3XLの半分、Pixelと同等Nexus6Pの倍くらいの処理能力だ。細かく言うと3D性能はPixelにも遠く及ばないので3Dゲーム用途には向かないと思うけど俺はゲームしないのでわからん。



では実際に使ってみての感想をいろいろ。


まず、マップの表示やスクロールにはなんのストレスもなく、カーナビとして使うにはなんのストレスもない端末だった。
というわけで今回の俺の使用目的としてはこれで満足。完結。

まとめ。UMIDIGI F1はカーナビとして使うには最適の端末である。



ん?日常的に使うスマホとしてはどうかって?では昨日1日だけ大阪日帰り旅行時にメインスマホとして使ってみたのでその感想をば。

まず、良い点から。
ChromeやYouTube、LINEあたりの俺が普段よく使っているアプリの使用感は快適そのもの。サクサクである(^^)

3.5mmイヤホンジャックは普通に便利。Pixel3XLは変換アダプターを使う必要があり面倒に感じる。音質は俺にはよくわからんが普通にいい音の気がした(^-^;)

電池容量5,150mAhは多分嘘だと思うけどたしかに長持ち。

内蔵ストレージ容量128GBは立派すぎ。Pixel3XLは64GBモデルと128GBモデルの差額だけで1万円するのに(^-^;)
ちなみにA1 SD BenchでベンチマークをしてみるとREAD 197.12MB/sだった。Pixel3XLは638.47MB/sなのでここにもコストカットの影がw

あとDSDS対応デュアルSIMモデルなので海外では現地SIMを調達してメイン端末として使うのもいいと思った。

不満点をいくつか。
音量ボタンが電源ボタンの上部に配置されているので使いにくい。電源ボタン2回押しでカメラ起動を多用する俺にとってはミスしまくり。どうせ他の端末をパクるならそこもきっちりパクろうよ!?

最もがっかりしたのはカメラ性能
前提としてF1はデフォルトでシャッター音がしない。シャッター音を出したければ設定でONにすればいい。これまでずっとシャッター音有りのスマホを使ってきたのでこれには新鮮な驚きがあった。まあAndroid系はおとなしいシャッター音が多いので俺はあまり気にしてなかったが、ともかく海外端末すげえw ここは良い点。しかし…




明るいところでも画質の差は歴然!Pixel3XLのほうが格段にキレイな写真が撮れる。
これはスマホの画面で再生してもあまり感じられないかもしれないが、PCで見ると誰でもわかるレベル。F1は一昔前のスマホのカメラといった感じ。XperiaZ3レベルかな。初代Pixelよりもよほど画質は悪い。画像の端に行くほど歪みが酷い。あと全体的に赤っぽい画像ですな。




夜間はもうPixel3XLの独壇場。AI修正パワーなのかPixel3XLは暗いところでも圧倒的に低ノイズで撮影できる印象。だから白飛びしない。



ほとんど真っ暗なところだとF1は何も映ってないレベル。 まあこれはPixel3XLが異常ともいう(^-^;)

というわけでカメラ性能は圧倒的にPixel3XLのほうが高かった。というかF1の画質は我慢できんレベル(^-^;)カメラも使うメインスマホにするなら2万円のF1は攻め過ぎで、4~5万円台くらいのスマホを選ぶと幸せになれるんじゃないかと思った。

と、カメラ性能に関してはボロクソに書いたけど、普段使いの端末としてF1は非常に気楽ですな。それは価格が安いから。普段使いの端末として使うには13万円のPixel3XLは高すぎると思う。持ち物の中で圧倒的に高いもん。少なくともあかのれんの服着てる俺には高すぎる。
スマホというのは何億円も投じて開発者が0.1mm薄くするために、そして人間工学の粋を集めて持ちやすく設計したものなので、そこに厚さ1mmのケースを付けてしまったら台無しだ。ガラスの表面の処理にだって指の滑りの感触を追求して作っているのだから、プロテクターなんて貼ってはいけない。スマホは本来そのまま使うのが一番快適なのだ。
しかし最近のスマホはあまりに高すぎる。画面にヒビが入ったら売却価格はガタ落ちになるだろう。だから皆不本意ながらケースに入れて気泡に悩みながらプロテクターを貼って使っているんじゃないかな。俺もそう。
そこで2万円のF1である。2万円なら落としても水没してもまた買えばいいんじゃんという気軽さがある。だから開発者が必死に設計したスマホを心置きなくむき出しで使えるぜ(^o^)/ なのにケースとプロテクター同梱ってどうゆうことよ!?というツッコミは置いといてw (必死に設計してないのかな(^-^;))

まとめ。UMIDIGI F1は最近の格安スマホの底力を感じられるいい端末だが、メインスマホにするにはカメラ性能が低すぎた。


【追記】
その後まさかの鬼アップデート攻勢によりカメラ性能がグングン上昇!今では普通に使えるカメラになっている(^-^;) すごいぜUMIDIGI!でも最初からもっと良くしといてよUMIDIGI!

3 件のコメント:

  1. お疲れ様です。

    私もセールだったので遅まきながら買ってみました。

    一つうかがいたいのですが
    ノッチって隠せますか?
    あゆがしさんの画面見るとノッチがないみたいですが。

    やり方わかるようでしたらご伝授下さい。

    Androidは初めてでなかなか慣れません。汗

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    1. kyoさんこんにちは(^^)初AndroidにF1を買われたとは!熱すぎてやけどしそうですw
      ちょっと今手元にF1が無いんですが、えーとですね、ノッチが隠れるかはアプリによります。冒頭画像のヤフーカーナビはちょうど隠れてますが、それはアプリの仕様です。アプリが全画面表示の仕様だとノッチが現れるでしょう。
      あと記事中盤のようなスクリーンショットの場合は、ノッチがあったとしても自動的にノッチの部分を補完した画像を出力してくれます。
      ノッチ隠しアプリは私は使ったことありませんのでわかりません。

      ここからは自己責任でお願いしますが、
      設定→システム→端末情報→ビルド番号を7回連続タップで開発者向けオプションを表示させる
      開発者向けオプション→カットアウトがあるディスプレイのシミュレート、でノッチをシステム的に常に表示しないようにもできると思います。
      ただ何らかの不具合が出るかもしれません。

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  2. お忙しい中、ご教授ありがとうございます。

    普通にノッチ隠しできると思ってました。
    開発者向けオプションはすでにイジっていたのでわかりました。
    上記の通りにやってみましたが、思うようにはいきませんね。汗
    自己責任、心得ております。

    Androidは初めてですが、iPhoneは結構イジっていたのであまり心配しておりませんでしたが、Androidなかなか難しいです。入門で中華スマホにしたのはあゆがしさんと同じで壊れても気にならない価格だったからです。

    少しずつ勉強しながらイジってみます。

    お忙しい中、ありがとうございました。

    台風、お気をつけ下さい。

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