2021年2月21日日曜日

九頭竜スキー場

2021/02/06 九頭竜スキー場


九頭竜スキー場 - 福井県 楽らく安~く たのしめる

九頭竜スキー場は福井県にあるローカルスキー場。岐阜市の自宅からは下道でも2時間位で行ける。



一番近い駐車場からスキー場は目の前レベル。大きい駐車場は少し離れていた。駐車料金は無料(^^)
この日は土曜日ということで結構多くのスキー客が来ていた。とはいえ100人くらいかな。
一宮から小学生がスキー教室にも来ていた。こういう需要がないとこういうローカルスキー場はやっていけないだろう。



リフト券は土日の午前券で2400円と激安!とても良心的価格設定だと思った。



ホースラインコースから見えた日本百名山のひとつ荒島岳。地味なローカルスキー場かと思いきや、かなり絶景のスキー場だな。
第4ペアの終点付近からは白山も望めた(^^)



写真は非圧雪のチャレンジBコース。非圧雪部分が多いのもここの特徴かな。
このスキー場は典型的な山麓タイプ。山麓部分は緩斜面で、ちょっと上に行くとかなりの急斜面。とはいえ下部も割と斜度があるので初心者にはおすすめできない。ここで初めてのスキーというのはやめといたほうが良いかと。



第4ペアの脇から入っていくのが非圧雪の最難関であり名物コースのチャレンジAコース。「ここ行って良いのかよ!?」って感じの入り口(^-^;)



内容としては400m 最大41° 平均39° 幅80mということで特に平均39度というのが常軌を逸している(^o^)/
この日は新雪が溶けて凍った悪雪で俺は2回ほど雪面をでんぐり返しした(^-^;)



ベース部の建物はこれだけ。レストランもあったが今回は行かなかった。

まとめ。リフト4本程度のローカルスキー場としてはかなり楽しめる方だと思う。おすすめ!

2021年2月15日月曜日

JB23 4型ジムニーのナックルオーバーホールに挑戦

2021/02/14 JB23 4型ジムニーのナックルオーバーホールに挑戦してみた!


先日の車検前整備で見つかった最も重症と思われる不具合、ナックルからのデフオイル漏れを修理すべく、ナックルオーバーホールに挑戦してみることにした。
なお車両は平成16年式、走行約87,000km。



なんか最近ホイールが汚えなあと思ってたんだけど、車検整備でふとナックルを見上げるとこの有様だったw 漏れは特に左がひどく、キングピンから滴ってタイヤまでオイル汚れが付いていた。右もなんとなくホイールが汚れていたので漏れていたと思う。これだけ漏れてたらデフオイルの量が減っちゃってただろうなあ。

作業はYouTubeを参考にした。特に最近はしゅんしゅんガレージさんの動画を参考にさせていただいている。最高に丁寧に真面目に作ってある整備動画なんでオススメ!しゅんしゅんさんありがとう(^o^)/



今回作業に当たり購入した部品や工具、消耗品。
スナップリングプライヤー(俺は間違えて穴用を買っちゃったけど、この作業には軸用が必要)
シールプーラー
E10トルクスソケット
タイロットエンドセパレーター
貫通マイナスドライバー
キングピンベアリング スズキ純正部品 09265-15006 4個
シャフトオイルシール 武蔵オイルシール工業 Z6111 2個
リチウムグリース400g 2個
モリブデングリース400g 1個 など
ナックルシールは以前購入したジャダーストップフルキットのが余っているのでそれを使った。


自分が作業中に確認するためにまとめた作業内容は概ね以下のような感じ。
フロントデフオイル抜く
左右エアーロッキングハブ緩め
左右ホイールナット緩め
デフをジャッキアップ
ウマかけ
ホイール外す
ブレーキキャリパー外しS字フックに引っ掛ける
ブレーキブラケット外す
エアーロッキングハブ外す スナップリングとプレート外す
ABSとエアーのブラケット外す
ABSセンサー外す
エアーホース2本、どちらかかわかるように印を付け外す
タイロットエンド外す
(助手席側のみ)ドラッグリンク外す
ナックルシールのボルトを外す
下キングピンナットだけ外す キングピンは抜かない
上 キングピンナット外す。 少しグニグニ引っ張り上げておく まだピンは抜かない
下キングピン抜去
ナックルを手で支えながら上キングピン抜去
ナックルを手前に抜き取る
ナックルシール3点を外す
アクスルシャフトを引き抜く
ナックル内部清掃
上下ベアリングレースをマイナスドライバーで叩いて抜去
オイルシールをマイナスドライバー叩いて壊して抜去

新品オイルシールを取り付け
上下ベアリングレースを叩き入れる
ナックルシール3点をぶら下げる
等速ジョイントにモリブデングリスを塗る
アクスルシャフトを差し込む
ナックル内部にグリスを詰め込む
キングピンの座金との接合部に液体ガスケット塗布
キングピンベアリングにグリスを塗り込み上下に装着
ナックルを取り付ける
上のキングピンを差し込めば落下しない
下のキングピンを取り付けるボルト締め
上のキングピンをステーと一緒にボルト締め
ステーにエアホースとABSセンサーを取り付け
ナックルシールを金属部品の切り欠きが上になるよう取り付け ボルト締め付け
ABSセンサーを取り付け
ドラッグリンクとタイロッドを両方とも差し込んでから、締付け
エアーホースを取り付け
エアーロックングハブのプレートとスナップリングを取り付け
エアーロックングハブ取り付け 仮締め
ブレーキブラケット、キャリパー取り付け
ホイール装着 仮締め

運転席側に同様の作業をする

ジャッキダウン
エアーロックングハブ本締め
ホイールナット本締め
フロントデフオイル注入

うーん。なかなかの重整備ですな(^-^;)
以下、オイルでベトベトになりながらなんとか撮った写真とともに感想など。今回は運転席側から作業した。



まずデフオイルを抜いた。新品のようにきれい。ドレンボルトのマグネットには鉄粉が結構付いていた。



左右エアーロックングハブを緩めるソケットがハブに干渉して難しかった。回せないことはなかったが傷だらけになったので、本来はディープソケットが必須の作業箇所かと。



ブレーキキャリパーを車体にS字フックで引っ掛けておいた。



エアーロックングハブの中身ってこうなってたのか!



タイロッドエンドプーラーって初めて使ったけど、急にバキン!と大音響で外れるので怖かった(^-^;)さほど固くもなかったので、いらないナットを付けてハンマーで上から叩けば外れたかも知れない。



ナックルシールのゴムが劣化してびろーんってなってた(^-^;)交換して悔い無し!w



ナックル取れた!アクスルシャフト抜けた!すげー!
内部のグリースは乳化して固くなってた。これでは潤滑能力は低そう。



これがキングピン。ガスケットのカスを頑張って除去した・



キングピンベアリングは上下とも錆びて指では動かなかった(^-^;)



なお助手席側はもっとひどくて、上側のキングピンが錆びてベアリングと固着しており、タガネで叩かないと外せなかった。おかげでキングピンが傷ついてしまった(^-^;)ナックルを外してみるとベアリングが破壊され、中身が散らばっていた。ぱない。



おー!これがアクスルシャフトか!なんだか感無量。ジョイントにモリブデングリースを塗った。



グリスを掃除したらめっちゃきれいに(^o^)/



シールプーラーでシャフトオイルシールを外した。
あとベアリングレースは貫通マイナスドライバーで叩いて外した。



ベアリングレースも錆びてかなりやばい状態。デフオイル漏れの原因であるオイルシールは意外と見た目は新品と変わらない感じ。



新品のオイルシールとベアリングレースを打ち込んだところ。気持ちがいい!



アクスルシャフトを入れ、ナックル内部にリチウムグリースをこれでもかと押し込んだ。
結局左右でちょうど400g使った。



キングピンには液体ガスケットを塗って差し込んだ。
あとは逆の手順で元に戻していく。デフオイルを入れるのを忘れずにw



ジャダーストップフルキットのリングは再装着。ナックルシールの一番外側の金属の輪っかも再使用なので小汚いが、内部のゴムパッキンなどは新品になった。
仕上げにシリコンオイルスプレーを吹いておいた。
これで完成!

作業時間としては左右で8時間くらいかかったかな(^-^;)
難しかったのはキングピンが固着して抜けない問題と、工具を間違えて買ったためスナップリングが外せない問題。
立ったり座ったり、寝転んだり起き上がったりで重度の筋肉痛になった(^-^;)
デフオイル漏れを直そうとして始めたオーバーホールだったが、すべての部品が極度に劣化していたので、心からやってよかったと思えた。
多分この車両は17年間一度も行っていなかったと思うが、この作業は10年に1回位はやったほうが良いんじゃないかと思った。
あと、ナックルオーバーホールはプロに頼むと5万円くらいらしいが、今回は工具も含めて1万円くらいでできたのでDIYのしがいのある作業だと思った(^o^)

実際に走行してみたところ、とりあえずナックルからのデフオイル漏れは直った(^^) あと、感触としてややステアリングがセンシティブになったかな?という印象があったが、まあほとんど気にならないレベル。もちろんジャダーは発生しない。

まとめ。ナックルオーバーホールは多くの劣化した部品が新品になりとても達成感がある作業だった。

【追記】
2021/02/28
走行に支障はないものの、助手席側上部の固着していたキングピンを新品に交換した。



右が叩き出した方。こんな感じに数カ所傷がついたのでヤスリで削って平滑にして使ってた。ピン自体は無傷だったものの、叩いたことで歪んでたら嫌だなと。
取り付けるときにもかなり固くてネジで入れていったような感じだったので気持ち悪かった(^-^;)
左がスズキ純正の新品(45610-63002)。モノタロウで4,300円くらいだった。
さすが新品。取り付け時にスポッっと入った。これでスッキリした(^o^)/

2021年2月10日水曜日

コストコのCAT 3トン ローダウンフロアジャッキを使ってみた

2021/02/10 コストコのCAT 3トン ローダウンフロアジャッキを使ってみた。

岐阜羽島のコストコをぶらついていたらいい感じのフロアジャッキが税込み14,900円で売っていたので衝動買してしまった。そのレビュー。


CAT 3 Ton Low Profile Service Jack
(111) This Cat Jack Lifts Everything from Slammed Sports Cars to Lifted Trucks. - YouTube

コストコでは以前からARCANの3トンアルミジャッキは売っていたんだけど、最低位が101mmもあるのでBRZには使えなさそうなのがネックで購入に至っていなかった。
今回のジャッキは違う!なんと最低位は76mm!しかも最高位は495mmもある!こりゃイイ(^o^)/
ただ重さが34kgもあるので車に積み込むのが大変だった(^-^;)



なんとかガレージ内に下ろした。腰をやらないよう注意。
日本語説明書付きで安心。



中身はこんだけ。右上のパーツはパッドが当たるまで足で踏んで上げるためのペダル。
黄色い色がショベルカーみたいでかっこいい。きっとキャタピラーの工作機械と同じ塗装色なんだろう。



バネで自動的にハンドルが立つようになってるのね。



とりあえずMAXまで上げてみた。7回くらいで上がった。
メジャーで測ってみると510mmくらいまで上がってた!すごい。



7回で上がるのはダブルピストンの効果!
あとキャスター付きなので足で軽く押せば簡単に位置決めができる。ガレージ内を動かす分にもなんの不自由もない(^^) 持ち上げて移動するのは至難だが(^-^;)



試しにジムニーのリアデフにかけて持ち上げてみたところ、なんとたった3ストロークで両輪が浮いた!これは楽ちん(^o^)/



次は低い方。メジャーで測ってみても76mmくらいで、ジャッキとしてはめっちゃ低い。



よって車高の低いBRZにもすんなり入った(^o^)/



だがしかし、うちのガレージは横幅が狭いので、バーをシュコシュコするスペースがなくジャッキアップできない(^-^;) まあわかってたんだけどね。
基本的にBRZはクイックジャッキかメルテックのジャッキで上げるので無問題。
じゃあなんで低い必要があるんだよ!?というツッコミはごもっともだが、BRZも車両前後からデフなどを持ち上げることもあるわけで、低いにこしたことはないかと。



最後に先日修理したメルテック F-70と比較。大人と子ども感(^-^;)
メルテックF-70では最低地上高の高いジムニーだとほとんどジャッキアップできなかったが、このジャッキならかなり高い位置までジャッキアップしてウマを高くかけることができるだろう。



でかくて重いので転がしていってガレージの床に置いておくしかない。邪魔(^-^;)

まとめ。低価格で非常に高性能なジャッキだが、デカくて重いのが難点。

JB23W 4型ジムニーのヘッドカバーガスケットを交換

2021/02/07 JB23W 4型ジムニーのヘッドカバーガスケットを交換してみた。

ジムニーの車検を機に点検したところ、どうもヘッドカバーガスケットからオイル漏れしているようだったので交換することにした。


Amazon | 三和パッキング工業 ( SANWA ) バルブカバーガスケット 【スズキ】 VC208 | エンジンバルブ | 車&バイク
購入したしたのは三和パッキング工業製品。アマゾンで1,700円くらい。翌日届いた。
それではインタークーラーから外していこう。



イグニッションコイルを外したら3本ともオイルで湿潤していた(^-^;)こりゃパッキンから漏れてるな。



カパっとヘッドカバーを外したところ。パッキンはカチカチに硬化していた!ヘッドカバーの裏側はオイル焼けが結構あった。



ヘッド内部はこんな感じ。まあ普通な感じかと。



右が新品のガスケット。新品のほうはゴムっぽくフニャフニャだがこれまで使っていた方はプラスチックみたいにパキパキになっていた。



スクレイパーとウエスで接合面を清掃。




左写真のガスケットの半円形の付け根部分と、右写真の部分に液体ガスケットを塗布した。
あとは逆の手順で組み付けていくだけ♪



カチッと組み上げたところ。パッキンの弾力のあるゴムがちょこっと顔を出していた。

エンジンは無事始動。その後100km程度走行したが、オイル漏れも見当たらず何事もなく運転できたので一安心。