2016年12月4日日曜日

マツダ ロードスター NR-Aに乗ってみた

2016/12/04 マツダ ロードスター NR-Aに乗ってみた!



【MAZDA】モータースポーツベースグレード NR-A|ロードスター
http://www.mazda.co.jp/cars/roadster/nr-a/

知人がロードスターを購入したということで乗せてもらいに行ってきた。しかもグレードはモータースポーツベースグレードのNR-A。大変な希少車らしい(^-^;)
当日は快晴!道の駅朝霧高原までドライブさせていただき、その後ロードスターをよ~く観察してみたのでその感想。


まずはドライビングインプレッション。幌というかソフトトップを閉じた状態でスタート!

最初に感じたのはクラッチが軽い。ハンドルも軽い。乗り心地も全長3.9mの小さい車のわりには良い。ビルシュタインのサスは、ロールはそれなりに感じたが固すぎず起伏をよく吸収した。味付けなのかややオーバーステア過ぎてアクセルオフでコーナー進入時にブレーキが掛かるような感じがしたが、これは慣れれば気にならないレベルかと。




エンジンは1.5Lにしては優秀な131PSを発生するが正直非力だ。しかし車重が1トン強と軽いので上り坂でもグングンと車を押し上げた。すぐにホイルスピンしたりしないのでアクセルをペタペタと気軽にベタ踏みできるところが良い(^o^)
軽いのでブレーキもよく効く。だからダウンヒルもあんまり怖くない。




ギア比はごく普通の省燃費タイプ。忙しくないまったりとしたギアチェンジが楽しめる。一般道では4速まででも十分なくらい。あと、俺としては2速と3速の差がありすぎる気がした。3速のエンジンブレーキで足りないときにシフトダウンするときは予想以上に吹かさないとブリッピングできない気がした。
坂道発進時にはブレーキを自動的に保持してくれる機能もあった。使い慣れてないので若干戸惑ったが、まああれば便利かと。なお、アイドリングストップやブリッピング機能などは無い。
バックギアは1速の左上にあり、シフトノブを押し込んで入れるタイプ。




続いてソフトトップを開けてオープン状態にすると、これは最高だ(^o^)/
まず頭に風を感じた。幌を開けていると風を感じるだけでなく、鳥の声や煙の匂いなどまさに自然を体感できた。バイクもこういう感じなのかもしれない。個人的には剛性が低そうなオープンカーには興味がなかったんだけど、実際に乗ってみるとこりゃ気持ちがいい!これはクローズドボディの車では絶対に体感できないことだ。
しかし前に黒煙を吐き出すトラックがいても為す術がない(^-^;) エアコンを内気循環にしても関係ないしw 本当に自然のまま。
冬だから寒いだろうと思ったけど左右の窓閉めた状態にすればそこまででもなかった。フロントガラスが風をほとんど遮ってくれる。髪の毛だけが風になびいた。エアコンも効くのでまさに頭寒足熱。眠くなりにくい車だと思ったw
窓を開けるとかなりの風が吹き込んで太ももが寒かった(^-^;)
あとオープン状態だと遮るものがないので当たり前だが左後方が超よく見える!シビックは左後方が全く見えなかったのを懐かしく思い出した。



ちなみに幌の開け閉めは運転席に座ったまま可能。やや力は要るが片手でできるようになっている。信号待ちの時間で十分できた。よくできた機構だ。ソフトトップなのにリアウインドウはガラス製。


では外観を見てみよう。



ボディカラーはマツダを象徴するソウルレッドプレミアムメタリック。



顔は爬虫類系かな?w 左右の張り出しがちょっとBRZと似てるかも。運転席から見た感じも似てた。最近の車にしては小さいヘッドライトが特徴的!
ちなみに幅で3ナンバー。



テールランプは伝統のバルカンタイプ。のっぺりしたシンプルな印象。
下から覗いてみるとマフラーの太鼓がすんごくデカかった。こんなの初めて。



ここんところとドアミラーが黒いのがNR-Aの特徴らしい。



タイヤサイズは195/50R16。とても現実的。おかげでハンドルが軽いぜ!


次に内装に目を移そう。



2シーターなのでこれが全て(^-^;) さすがに狭いぜ!
シートの後ろは壁(?)なのでリクライニングも最低限しかできない。よって車中泊には向きません
オープン時はセキュリティが皆無なので、駐車して車を離れるときはソフトトップを閉めて施錠する必要があるのは面倒。ちなみにスマートキーだけどドアのロックはスマートキーのボタンを押す必要がある。エンジン始動はプッシュキーなのに。



運転席のデザインはかなーり凝った感じ。スポーツカーとしてのデザインが追求されてて過不足なし。ハンドルは上下に調整可能。
メーターはさすがにタコメーターが一番大きくてスポーツカーらしくて良い。タコメーターにはシフトポジションや最適ギアへのシフト表示もあり。スピードメーターは200km/hまで切ってあった。左のメーターは液晶モニタで様々な情報を表示していた。



オーナーはナビ嫌い(笑)なので評判の芳しくないマツダのナビなどつけるはずもなく、変なラジオのみ。CDも無いw 非常時には横のホルダーにスマホを装着してナビに使うことはできる。



ただしAUX端子とUSB端子が装備されているので、ここにBluetoothアダプタを挿せばスマホで音楽再生可能。



センターの収納はこれだけ。ここはほとんど何も入らん。



ドアミラーは電動調整式だがたたむのは手でやります。



助手席足元にも移動可能なこのドリンクホルダーは賢いと思った。BRZにも欲しい機能だ。



センター後方とシートを倒したところにも小物入れが。
まさかの助手席にグローブボックスが無いので、センター後方のボックスが唯一のちゃんとした車内収納スペース。施錠可能。



意外だったのはトランクが結構広かったこと。入口は狭いけど深さも幅もかなりある。これはスペアタイヤのスペースを無くしてパンク修理キットを積むだけに割り切ったため。ナイス割り切り!トランクは車内からは開けられず、スマートキーまたはトランク外側下部のボタンにて。




新品同様のエンジンルーム。タワーバーが装備されているのがNR-Aならでは。
ノーマルなのでアイドリング時はほぼ無音と感じるくらい静か。でも加速時は心地よいサウンドがオープン状態の車内に響いた。きっとサウンドチューニングもしっかりされているのだろう。



最後に恒例の記念撮影(^o^)/

まとめ。とても楽しい唯一無二の国産ライトウェイトスポーツカー。しかし1.5Lスポーツならせめてベースグレードだけでも199万円くらいにして欲しいと思った。あと5ナンバーでよろ。

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