2016/12/24 国道九四フェリーに乗ってみた。
『九州・四国の最短航路』 国道九四フェリー
http://www.koku94.jp/
九州から岐阜に帰るにあたり、四国を通って行きたいと思いこのフェリーを利用することにした。もちろんここまで乗ってきた車(ホンダ シャトル)も航送してもらう。
フェリー乗り場は大分市中心部から車で40分ほどの佐賀関港にあった。
乗ったのは冬の第2便の8時発。混雑を心配し出発45分位前に着いたら3番目だった。3連休なのに空いていた。
車を列に停めたら車検証を持って発券窓口で乗船券・航送証を購入。5m以下の料金は8,700円だった。意外にもJAF割引なし。
まだまだ出港まで時間があるので港を見学してみよう。
どうやら乗るのはこの遥かぜ号らしい。
国道九四フェリーの「国道」というのはこのフェリー路線が国道197号線の一部に組み入れられているから。いわゆる海上国道だ。九州と四国を結ぶ最短ルートでもある。ロマンですなあ。
時間帯の問題か、港の周りには商店は見当たらず。食料確保はどこかのコンビニなどで。
出発15分前に船の先端がモガー!と開いて乗船が始まった。輪郭が赤く塗装されていて白い船体とのコントラストから、なんとなく使徒に食べられるイメージ(^-^;)
内部はこんな感じ。この便は大型車や2輪車の乗船はなく、とっても空いていた。遥かぜは乗用車換算で41台積めるらしいのでこの5倍くらいは積めそう。みんな前の方に駐車したけど、数台の乗用車だけだとバランスとかはあまり考えなくても良いのかも。
船内いろいろ。乗客は30人弱位だろうか。これは定員の10分の1くらいなのでとても快適だった。
フェリー定番のカーペット席にはコンセントがありみんなスマホを充電していた。
テーブル席は人気がなく無人。
一番人がいたのは座席タイプの船室。まあ70分そこらの旅なので座席で十分かと。
この他船内には自販機や売店もあり、くまモンのお菓子を購入した(^o^)
船内では無料のWifiスポットも提供されていた。あと国道九四フェリーのスマホアプリがなかなか優秀で、乗船中に見どころを通知してくれたりした。
国道九四フェリーでは今年新造船も就航するなど、なんとなく資金潤沢なフェリー路線だと感じた。斜陽のフェリー業界にしては珍しい。いやほんとに。
この日の豊後水道は強風で白波が立っていたが、揺れはそれほどでもなく快適だった。
この写真は佐田岬灯台付近を撮影したもの。目指す四国は愛媛県の三崎港は岬から数キロ東に位置するので進行方向左側に岬を見ることができた。
なお乗船中は甲板に出ることや、車に戻ることは禁止。三崎港到着後に船内放送があって初めて車に乗り込んでゲート?が開くのを待つ。
乗る時も降りる時も意外と段差が少ないのでもしかしたらBRZでも乗れたかも!?
愛媛県側の三崎港のフェリー乗り場はこんな感じ。すぐそばに物産館や旅の情報案内所もあった。
九州へ折り返す便には、今度は多くの乗用車とバスやトラックなどの大型車も乗り込んでいった。
まとめ。九州-四国がわずか70分!ぜひともドライブ旅行で活用したい路線。ただし港へのアクセスが悪いので公共交通機関での旅行には向かないと思った。
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