2020年5月31日日曜日

AMD Ryzen9 3950X + ASRock B450M Pro4で自作してみた

2020/05/29 AMD Ryzen9 3950X + ASRock B450M Pro4で自作してみた!


最近家にいる時間が多く、その間もっぱらPCをしている俺。
「だったらPCを快適にするべきでしょ!」ということで5年ぶりに自作PCをアップグレードすることにした。

ここ5年間はCorei7 6700Kマシンを使用してきた。
これは俺としては過去最高のマシンで、なんのトラブルも不安感もない快適なマシンだった(^^)
ただ5年近くが経過し、さすがに最新CPUと比べると遅い、はず。
自作しよう!というきっかけになったのは第10世代Coreシリーズの発売だったわけだが、なんかCorei9 10900Kの評判が良くない。10コア20スレッドは良いけど、14nmプロセスだしTDP高いし。
そこで思い出したのが、そういえば最近AMDが熱いんじゃなかったっけ?ってこと。
俺は1998年頃からしばらくAMD K6やAthlonを使っていた。いや懐かしい(^^)
その後AMDが競争力を失ったこともありすっかりintel派だった俺だが。どれどれAMDはどんなCPUを出して復権したのかな?
調べてみると、うーん。魅力的かも。最新のRyzen9は7nmプロセスで16コア32スレッドのモデルもあるのか!製造プロセスの差がそのまま性能差になってる感じだな。
こりゃ久しぶりにAMDで自作してみますか!

てことで購入したパーツは以下の通り。



CPU
AMD Ryzen9 3950X
マザーボード
ASRock B450M Pro4
CPUクーラー
SCYTHE 虎徹 MarkⅡ



CPUはどうせなら最強の16コアモデルにした(^^)v いやはや、10万円以下のメインストリーム向けCPUで16コアが選べる時代が来るとは。いつも思うけど箱デカすぎ。



マザーボードは低価格なB450のmicroATXで評判の良さそうだったASRockのものにした。



CPUクーラーは流用しようと思ったけどAM4用取付金具をとうの昔に捨ててしまったので、超定番の虎徹を。
というわけで、マザボとクーラーは安物なのでコストはほぼCPUのみといったところw


ちなみに旧マシンから流用したパーツは以下の通り。
ケース
Fractal Design Define Mini FA-CA-DEF-MINI-BL
電源
Antec EA-650 Platinum
メモリ
crucial CT4K8G4DFD8213 [DDR4 PC4-17000 8GB 4枚組]
M.2
Kingston HyperX Predator PCIe SSD SHPM2280P2/240G
VGA
MSI GeForce GTX 1060 ARMOR 6G OC
光学ドライブ
LG電子 BH14NS48
HDD
SEAGATE 8TB ST8000DM004
SEAGATE 8TB ST8000DM004
ディスプレイ
DELL U2718Q
DELL U2718Q
DELL U2715H
SONY BRAVIA KDL-32CX400


というわけで自作開始!
とはいえ、今回はマザボとCPUを交換するだけなので、電源やドライブ類の配線はそのままにマザボ側のコネクタを外すだけの簡単作業だった(*^^*)




サクッと組み立て完了!電源を入れてみよう。



正常にUEFI画面が出た!CPUや流用したメモリ、M.2もちゃんと認識されてる。ふう、良かった良かった。
あとはUSBメモリに作成したブートイメージからWindows10をインストールした。
付属のCDでチップセットドライバなどをインストールして、デバイスマネージャーの!マークがないことを確認したら、ほい完成!



キタコレ!
とりあえず真っ先に見てみたかった、タスクマネージャー!32個の論理プロセッサーのグラフが並ぶ姿は壮観の一言。



アイドル時のCPU温度は45℃前後(室温24℃)だった。i7 6700Kは30℃台だった気がするので10℃くらい高いな(^_^;) さすがコア数4倍。
このCPUは高負荷時は80℃くらいからクロックを下げる制御が入り、壊れないようにしてくれるらしい。要するに、処理速度を上げたければ安全装置が働かないように冷却能力を上げなさいよということ。賢い(^^)

では適当ベンチマーク結果。
i7 6700Kと比較していくけど、今回はマジでCPUとマザボしか変えていないのでピュアにCPUの差が出ていると思う。



まずは一番差が出そうなCINEMENCH R20から。スコアは8954!
i7 6700Kは2061なので約4.5倍に向上!
こういう並列処理が物を言う処理はこのCPUが最も実力を発揮するところだ。おそらく動画エンコードなども爆速だろう。たまにしかやらんけど(^_^;)
右画像のシングルコアテストは518なので、シングルの性能もCore i9 10900Kとほとんど変わらないくらいの性能はあるみたい。そこは素直に嬉しい(^^)



続いて3DMARKのスコアは4527。
i7 6700Kのときは4174だったので1割程度の向上。
CPU変更でここまで差が出るとは思わなかった。というか遅くなるかと思ってたので良かった(^_^;)



PCMARKの結果は6761。
i7 6700Kは5606だったので2割位向上。そんなもんかー(^_^;)
エンコード作業などではなく、普段のPCの快適さの指標となるのがPCMARKだ。そういう意味では今回のPC更新で快適さは2割しか向上していないということになる。
なお、PCMARKのスコアはM.2なりグラボなりを速いモデルに換えるとめっちゃ向上するので、今後パーツを更新していくとぐんぐん伸びる可能性は高い。現代のパーツを揃えれば10000くらいは狙えるかと。


不具合としては、まずBluetoothが不安定で、マウスのペアリングが頻繁に切れる(^_^;)仕方ないので以前の無線マウスを引っ張り出して使うことにした。



あとは起動時にASRockロゴのところでこういうログが表示され、全部表示されるまで1分くらいかかる。なにかのチェックがタイムアウトしてる感(^_^;) SATAのドライブ類を接続すると出ることがわかったけど、BIOSでどこをどう設定すればいいかわからず。なんなのこれ?まあBIOS設定をいじった後しか出ないので、普段はあまり関係ないんだけど。


まとめ。i7 6700Kからの更新では普段使いではあまり体感できる差はなかった。が、まだまだ伸びしろがたくさんあるのでたまにパーツを交換しながら長期間楽しんでいけるPCになったと思う(^^)
あと、今回のような「CPU最強!マザボはそれなり」というパーツ構成は俺にとってはとても良いと思う。マザボを高級品にしても得られる差はせいぜい10%程度と思われる。オーバークロックをして世界最速を目指すぜ!とかでもない限り、最後の10%を詰める必要は無い。今後も俺は良いCPUを定格で使用していきたいと思った。

2020年5月10日日曜日

JB23W 4型ジムニーのフロントグリルをメッシュ加工

2020/05/10 JB23W 4型ジムニーのフロントグリルをメッシュ加工してみた。


最近家で過ごすことが多いので、ジムニーのフロントグリルをDIY加工することにした。



俺、実はフロントグリルを2個持ってる(^-^;)
上のが元々ついてたグリルで、下のグリルは以前購入して塗装までしたものの使用していなかったもの。
俺の4型ジムニーの車体色はパールホワイト(Z7T)なんだけど、もはや安い塗料が手に入らなかったため、妥協してパールホワイト2(ZA5)で塗装したらさすがに色が合わなかったので使わなかった。今回はこれを有効活用することにした(^^)


 

まずはディスクグラインダーに、このために300円くらいで買ってきた塩ビ用の切断砥石を装着して、グリルの中心部分をくり抜いた。溶けたプラスチックが砥石につかずいい感じに切断できた。
くり抜けたらヤスリで適当に整形して、紙やすりで足付けしてから脱脂した。超適当w



ガレージに吊るして、安いつや消しブラック缶スプレーでとりあえず3回ほど塗装。



Amazonで2,000円くらいだったメッシュ金網をグリルの形にハサミで切って、



こんな感じで配線止めで金網をグリルに固定した。くり抜いてできた左右の穴は黒いテープで塞ぐ適当さ(^-^;)いいの!DIYだから自分が満足できればいいの!



とりあえず形ができたので仕上げ塗装をした。
上から見ると丸まって届いた金網が波打ってるけど、いいの!DIYだから自分が満足できればいいの!



JA11用のスズキ純正エンブレム(77811-83001-8GS)を入手!ヤフオクで1,620円。
M3サイズのスピードナットで金網に固定した。ホームセンターで120円くらい。



完成!細部は適当さ全開だが自分的には大満足(^o^)/



これまでついていたグリルと比較。
開口部分が大きくなってラジエターに風がよく当たりそう!



早速車両に装着してみたら、メッシュ部分から丸見えになった内部の白いフレームがよく目立つ(^-^;) これではちょっと見栄えが良くない。



仕方がないので適当にマスキングして同じつや消しブラックで塗装した。



ふむ。メッシュ内部も黒くなり表情がキリッと締まった(^^)



これで全て完成!
左画像のこれまでの表情と比べて、SUZUKIの大きなロゴがレトロ感を醸し出していい感じ(*^_^*)



まとめ。車の顔ともいえるグリルの変更で、印象が大きく変化した。しかも低コスト。DIYは楽しい!

2020年5月6日水曜日

JB23W 4型ジムニーにカーナビ carrozzeria AVIC-RZ102を取り付けてみた

2020/05/06 JB23W 4型ジムニーにカーナビ carrozzeria AVIC-RZ102を取り付けてみた。


ジムニーにカーナビをDIYで取り付けしたのでそのレポート。



これまでジムニーではcarrozzeriaのMVH-7500SCをメインユニットとして、スマホをカーナビとして使ってきた。1年ほど使ってみて以下の良い点と不満な点が見えてきた。

<良い点>
1. カーナビ専用機よりも明らかに動作が軽快!特に地図アプリのスクロールは快適。
2. 地図が無料で最新になる。
3. スマホにSIMを挿せるのでRadikoや音楽ストリーミング、YouTubeができる。

<不満な点>
1. パイオニアのSmart Syncを起動するたびに、「運転中は操作しないでください」みたいな画面が表示され「確認」をタップしないと操作できない。運転中にタップせざるを得ないので危ない。なんこれ。
2. Bluetoothのペアリングに3回に1回くらいの割合で失敗する(^-^;)この状態になると、メインユニット側からまたはスマホ側から再度ペアリング操作をしなければならない。運転中に操作したら危ない。なんこれ。
3. カーナビ専用のスマホを車内に置いておくことの弊害。
・Googleアカウントでログインしないのも不便だし、ログイン状態のスマホが盗難されたときのリスクを考えると、セキュリティ上指紋や顔で認証する必要があり不便。
・数日間使わないとスマホの電池がなくなっている可能性がある。
4. スマホのカーナビアプリ(Yahoo!カーナビ、Googleカーナビ)がしょぼい。ルート検索するとアホかというルートを取る。
5. 自車位置が頻繁にずれ、スマホカーナビの限界を感じる。やっぱ車速センサー要るでしょ。

特にエンジン始動ごとにスマホのロックを解除しなきゃいけないのと、Bluetoothペアリング失敗頻度に我慢の限界が来たので、結局専用機に換装することにした。まあ簡単に言うとスマホをカーナビとして使うと注意散漫になり危ないってことですな(^_^;)



ジムニーにはお金をかけない方針なので、中古でこちらのカーナビを購入した。
AVIC-RZ102 商品概要 | 楽ナビ | カーナビ | パイオニア株式会社
https://jpn.pioneer/ja/support/s-product.php?main_cd=001&sub_cd=002&model=&product_no=00009580&sort=1&bmp_type=AVIC-RZ102&disp=s-year.php
もはや光学メディアは要らないし、BluetoothとSDカードに対応してればおk。2018年モデルなら地図も2017年くらいのものだろう。それでこの価格なら十分お買い得かと(^^)



付属品はこんな感じ。コネクタとマイクとワンセグアンテナとGPSアンテナだけ。USBケーブルとか欲しかったなあ。
取説が共通化されすぎてて使いにくかったw 10機種以上共通とかどんだけだよ(^-^;)



地デジ用フィルムアンテナも購入。ワンセグなので1枚で済む(^^)



サクッと取付作業へ。まずバッテリーのマイナス端子を外し、過去のオーディオを取り外した。



地デジ(ワンセグ)のフィルムアンテナを助手席側のフロントガラスに貼り付け。Aピラーを外して配線を通した。



グローブボックス裏のこの青いコネクタの、赤線がバック配線、黄/緑線が車速信号だった。配線タップで信号を取った。
パーキングブレーキ配線はアースした。



GPSアンテナは助手席前のダッシュボード奥に装着した。
地デジやGPSのアンテナを助手席側に付けるのは、配線を運転席足元を通さなくて済むから。運転中に引っかかると危ないので運転席足元はできるだけ配線を通さないほうが良い。



あとはアース取ったり、スピーカーや電源系統の接続をして、とりあえず仮付完了!
接続状態をチェックしてみよう。
不安だった車速パルス、バック信号ともに正常!GPSも正常に受信していた!よっしゃ(^o^)/



地デジ(ワンセグ)も写った!フルセグではないけど走行中にチラ見するには十分だと思う。
フルセグモデルだと受信状況が悪いときにワンセグに切り替わるのがなにげにウザいんだよね(^-^;)
カロッツェリアの楽ナビはFN2シビックタイプRユーロで使ってたけど、操作音が同じで懐かしい(*^_^*) タッチパネルは感圧式。



対応メディアはSDカードのみなので、オープンしたところは非常にシンプル。ワンセグはB-CASカードも必要ないしね。



4型ジムニーはナビの位置がかなり下の方なんだけど、このモデルはチルト機能があるのでご覧のように画面を上向きにできるのでかなり見やすい(^o^)



運転席に座った視点から。いい感じの視認性。



パネル類を戻して、以前取り付けた温度計を移設して完成!

俺自身カーナビの取り付け作業は初めてだったけど、試行錯誤しながら概ね4時間で完了した。バックカメラ作業があったらこの2倍くらいかかってたかもなあ(^-^;)
店でやってもらうと2万円くらいする作業なので、やりがいのあるDIY作業だったw

まとめ。やっぱカーナビは専用機ですな!