2014年7月28日月曜日

アキバのおみやげ

今回の上京でゲットしたアキバのおみやげを3つ紹介しよう。


まずは写真中央のiKey Android。

网站首页 - IDream 科技工作室 - http://www.ikeyandroid.com/

Androidスマホのイヤホンジャックに取り付ける物理ボタン「iKey」が超絶便利 - GIGAZINE - http://gigazine.net/news/20140719-ikey/




こんな風にイヤホンジャックに挿すだけ。収まりは妙に良い。
QRコードから勝手公式アプリをインストールする必要がある。セキュリティの不明な提供元アプリを許可しないといけない。自己責任で。



GIGAZINEのレビュー記事のとおりだが、左画像のようにクリック回数や長押しなどでどのようなアクションを起こすかを設定することができる。Nexus5だとフラッシュライトは使えなかった。
右の画像は設定画面。中華ソフトの割には日本語が変じゃないのが奇妙だった。


お次は、USBの電圧と電流を表示してくれるデバイス。

【上海問屋】通販サイト | 【メール便配送(送料216円)対象商品です】 【充電器 USBメモリ USB機器用】 USB電流&電圧チェッカー ストレートタイプ DN-11218 [メ04] - http://www.donya.jp/item/26394.html



この製品はUSB充電器と充電したいデバイスの間に挟むことで、電圧と電流を数秒ごとに交互に表示してくれる。
何も挿していない場合は電圧が約5Vで電流は0Aだった。
cheeroを充電してみたらちゃんと電流は1.05Aくらい流れてた。満充電になった後も0Aにはならず小さい電流が流れ続けていることがわかった。
なかなか楽しい。

充電状況別の結果まとめ。
BELKIN MICRO 1A でモバイルバッテリーcheeroを充電時 5.05V/1.05A
BUFFALO 4ポート充電器 2A BSMPA09BK でnexus5(バッテリー残量87%)をAndroid側で充電時 5.08V/0.64A
BUFFALO 4ポート充電器 2A BSMPA09BK でnexus5(バッテリー残量87%)をApple側で充電時 5.08V/0.44A


最後にmicroUSB OTG Card Reader。


SSA SUB-CR2WB microUSB OTG CardReader - http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4KEY



このように片側がmicroUSB端子になっていて、もう片方がmicroSDリーダー付きUSB端子になっている製品。microSDが硬くて挿入しにくかった。



Nexus5に挿したところ問題なくmicroSDを認識した。これは旅行にひとつ持って行くと便利!

東海道本線、武豊線、鶴見線 乗りつぶしの旅

2014/07/26 東海道本線、武豊線、鶴見線 乗りつぶしの旅に出た。


毎度おなじみJR乗りつぶし(2周目)の旅。
今回はプチ乗りつぶし。

2014/07/26
岐阜→大垣→米原→大垣→美濃赤坂→大垣→大府→武豊→大府→名古屋→(ムーンライトながら)

まずは地元の東海道本線の乗りつぶしから。
東海道本線の大垣からの下り本線は旧新垂井駅経由の緩和線であり、垂井駅を経由する下り線は副本線である。現在は下り本線を通過するのは特急列車と貨物列車しかないので仕方なく大垣から米原までしらさぎ号に乗車。



Googleマップで確認しながら乗車すると、たしかに本線を走行していた!よしよし。



満足して大垣に戻り美濃赤坂支線に乗車。新型車両になったけど駅はそのままだった。

武豊線のキハ25形気動車はとても新しくてかっこよかった。キハ40の置き換えはこれにしてほしい。キハ100形は嫌だ。

2014/07/27
(ムーンライトながら)→横浜→鶴見→海芝浦→浅野→大川→安善→扇町→尻手→川崎→有楽町and so on



ムーンライトながらに乗車したのは何年振りだろう。前回は特急ふじかわの車両ですごく快適だった記憶があるが、今は185系かよorz
この日は今シーズンの運行初日だったんだけど何と1時間15分も遅れて名古屋駅を発車。



それでも途中取り戻して横浜では10分の遅れで到着した。

鶴見線はその特殊性から鉄道ファンに人気の路線であると同時に、かつて俺が住んでいた家からすぐそばの路線である。乗り残したまま引っ越してしまったので乗りに行かねば無らん(^_^;) 



まずは鶴見から海芝浦へ。鶴見つばさ橋がよく見える風光明媚な駅。次に大川、扇町と乗りつぶし、最最後は南武支線で尻手に抜けた。



扇町付近の草むしたヤードが美しかった。


JR乗車キロ: 19223.8km (乗車率: 96.6%) となった。

これで乗りつぶしは一区切りとなる。なぜなら残りはほとんど運行再開待ち区間とその周辺路線だからだ。早期の復旧を願っております。

BIC SIM(IIJmio みおふぉん)にMNPしてみた

2014/07/27 有楽町ビックカメラのBIC SIMカウンターでBIC SIM(IIJmio みおふぉん)にMNPしてみた。

【追記】記事内のIIJmioのサービス内容は執筆当時のものなのでご注意を。(現在は各プランのクーポン量が倍以上に増加してたりするけど、直してるときりがないので(^-^;))

めでたくdocomo Xiにねんの更新月を迎えた俺。いつものように他のキャリアにMNPすることに。でも大手キャリアに特に欲しい機種はないし、何より最近各社が開始したリア充向け新料金プランが俺を阻むw いや別に阻まれてはいないんだけど、通話はほとんどなくパケットばかり使う俺には普通に不利だ。

そんなわけで、せっかくSIMフリーのNexus5なのでドコモ系MVNOのひとつであるIIJmioの音声通話パックにMNPすることにした。

その名も・・・


みおふぉん

すまん、これは澪ホンw

IIJmio:サービス概要 - https://www.iijmio.jp/hdd/service/miofone.jsp?l=0m364a


みおふぉんプラン比較。わかりやすい。
公式ページやレビューを読んだ上での、みおふぉんについての俺的まとめ。

<俺的メリット>
1. 安い。約1,700円~3,500円/月で使える。
2. ファミリーシェアプランだとSIMが3枚まで使える。つまりLTE対応のタブレットとかに挿せばテザリングしなくても通信できるので便利すぎる。(サービス名称が良くない。自分でシェアするに決まってんだろw)
3. ひと月の通信制限容量を超えて速度制限になった場合の通信速度がIIJmioは一番速いらしいぞ!
4. 速度制限を受けても324円(税込)/100MBと細かく制限解除できる。
5. 契約1年縛りはあるが毎月段階的に違約金が減少していく良心設計。
6.  海外SIMフリースマホ選びが俄然楽しくなる!
7.  【追記】未使用のクーポンが翌月まで持ち越せる。よってひと月に使えるのは最大6GB!
8.  【追記】3日間の利用量制限みたいな制度が無いぽい。速度制限時は3日間で366MB制限”の場合あり”w

<俺的デメリット>
1. サポート。何かあったら街中のショップで即対応、みたいなことはできない。
2. 現状MNP時に2日間くらい通信できない期間が生じる。(これを回避するには今のところ有楽町ビックカメラのBICSIMカウンターに行くしかない。)

<俺以外にはきっとデメリット>
1. キャリアメール(xxx@docomo.ne.jp)が使えない。
2. 通信可能な端末を自力で準備する必要がある。
3. おサイフケータイ非対応の場合もある。
4. 最高3GBまでしかプランがない。毎月7GB使い切ってる層には無理(^-^;)
5. いろいろ詳細不明で敷居が高い。(どの機種ならどんな通信速度で使えるんだ?とか)
6.  【追記】LINEの年齢認証ができないのでユーザーID検索とかが使えない。でもPC版LINEでなら可能。なにそれ(^_^;)

まあ普通はキャリアメールを使ってると思うから、その時点でMVNOは検討に値しないって人も多いと思われ。俺はGmail化してキャリアに縛られなくなったのでそれ以来自由にキャリア間を飛び回ってる。まだ携帯メールを非キャリアメール化してない人に言いたい。自由は良いよ!(^o^) 面倒なのは最初の通知と周知徹底だけ。その後は2年ごとにキャリアを変えてお得に新機種をゲットしても誰にも連絡する必要がない。とっても自由だ。

俺的デメリット2にあるように、唯一かつメインの電話をMNPするのに2日間通信途絶するわけにもいかないので、有楽町ビックカメラのBIC SIMカウンターに行って手続きをしてみた。BIC SIMとIIJmioのSIM(みおふぉん)は何が違うかというと何も違わない。IIJmioの実験的な実店舗販売窓口をビックカメラがやっていてパッケージにBIC SIMって書いてあるだけ。価格やプラン等サービス内容は同じぽ。もしかすると付帯の公衆無線LANサービスが違うかも。

BIC SIMカウンターのご案内 - BIC SIM powered by IIJ - https://www.iijmio.jp/bicsim/counter.html



BIC SIMカウンターはこんな感じで席が5個くらいあるだけ。朝10時の開店直後に訪れたんだけどすでに1人手続きしてる人がいた。
まずは申込用紙にMNP予約番号やその他の情報を記入。



あとはiPadを使ってIIJmioのサイトで申込み手続きを進めていく。
ひとつ注意点としては申し込みにはMNP後にも有効なメールアドレスが必要で、かつその場で確認する必要がある。メールの確認はMNP前にできるので、俺はNexus5でdocomoの電波で確認した。身分証明書もiPadで撮影して添付してたw 何のためのカウンターなのか(^_^;) まあ即MNPできるためのカウンターですな。申込み手続きに使用したiPadは作業後に目の前で辞書の初期化をしてくれたのでセキュリティー面もある程度は安心かと。

30分ほど待ってくれというので店内をぶらついて時間を潰した。その間にdocomoのデータ通信はできなくなった。
カウンターにもどると「この場でSIMを挿されますか?」と言われたので、おもむろに持参したSIMピンを取り出して交換作業をした。



表面?は見分けがつかない(^_^;) しかし端子面は色と端子形状が違う。俺の今まで使ってたのは赤SIMで、最近のはピンクSIMと係員は呼んでいた。



設定→モバイルネットワーク→アクセスポイント名でIIJmioを選択すればめでたく手続き終了!
しばらく3G電波しか掴まなかったのでアプリを使って強制的にLTEにしたら以後は切り替わるようになった。

というかこの開通作業を家でやっても良いというところが上級者向け過ぎると思った(^_^;) 普通の人はAPN設定とか知らないと思うw 俺でもその場で通信確認したかったもん。それに家に帰るまで通信不能とか、かといって駅のホームで交換して線路にSIM落とすとか嫌だし。俺としてはカウンターで通信確認することをお勧めする。

あと、新規申し込み時に追加SIMを頼めば無料ということでデータ専用SIMのmicroSIMとnanoSIMを1枚ずつ申し込んだ。



どーん!SIM 3枚キター!壮観である(^o^)/ 今後LTE対応Nexus9(空想)などで活用する予定。


<通信速度について>
みおふぉんではもちろんXiと同じく最高理論値150Mbpsで通信できる。高速通信できる権利をクーポンと呼んでおり、ファミリーシェアプランだと3GB/月まではクーポン適用状態で高速通信でき、3GBに達するとクーポン非適用となり速度制限が始まる。
さて、面白いことにIIJmio公式のみおぽんアプリを使うとクーポンの適用/非適用を選択することができる。



このようにSIMごとに切り替えることが可能。マニアックすぎw
つまり、このアプリを使えば高速通信の容量を使い果たしていなくても自分で適用/非適用を選択することができる。例えば月末に高速通信容量を使い果たしてしまいそうな時にクーポンを節約したいときとか(あるか?(^-^;))。ちなみに使い果たしたとしてもクーポンは1枚 324円(税込)/100MBでいつでも購入が可能。安くはないけど細かく買えるので便利かと。
まずはクーポン適用(高速通信)時のスピードテスト結果。



まあ普通のdocomo Xiって感じ。
次に注目のクーポン非適用(速度制限)時のスピードテスト結果。



ダウンロードのグラフの左のほうが高いのがわかる。このように通信開始直後の速度が速いのがIIJmioの特徴と言われている。これにより軽いページは一瞬で表示できるはず。
実際にページを表示してみても軽いページは何の問題もない速度で表示される。しかしGIGAZINEのような重いサイトはさすがに遅さを実感する感じ。それでもこれで無料で使えるならそれでも良いかと思えてしまうような速度は出ている。


<その他>
ドコモのMNP予約番号の発行はMy docomoでできるんだけど、その際の引き留めっぷりがすごかったw 気持ちはわかるがもう少しシンプルなのがいい。スクロールが面倒。まあ昔みたいにショップに行かなきゃならない時代よりは余程良いが。

BIC SIMだと公衆無線LAN Wi2 300が利用できるみたい。
Wi2 300 ビックカメラオリジナルプラン BIC SIMご契約者様、無料 - http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/service/wi2/bicsim.jsp

【追記 2014/07/31】
Wi2に登録してみた。登録はこちらから。
Wi-Fiスポット全国拡大中!! - http://wi2.co.jp/jp/300/int/bic-sim/



こんな感じでいくつかの公衆無線LANサービスが利用できるようになった。モバイルポイントはマクドナルドで使えるのでありがたい。新幹線車内でUQWiFiが使えるかと思いきや使えないって書いてあったorz
Wi2の公式接続アプリはかなりイケてないのでサードパーティの無線接続ソフトを使うのが吉かと。


まとめ。みおふぉんはそのかわいい名前にそぐわず、どうしようもなく上級者向けのサービスだった。「MVNO?なにそれうまいの?」という人には全くお勧めできないものの、ある程度知識のある人には主に価格面で最適かと。まあ契約処理も含め全てネットで行うなど、有人窓口サポートが(有楽町にしか)無い分安いと思えばおk。まさにLCC。


さて、今後こんな会話が想定されます。
相手「君のキャリアはドコモ?ソフトバンク?それともau?」
俺「IIJmioだお」
相手 (´・ω・`)

2014年7月22日火曜日

2014関東地方乗りつぶしの旅

2014/07/19 2014関東地方乗りつぶしの旅に出た。


毎度おなじみJR乗りつぶし(2周目)の旅。
横浜に住んでいた時にはいつでも乗れるからと後回しにしていた関東周辺の未乗線区だが、結局乗り残したまま岐阜に引っ越してしまった(^_^;) 今回はその回収。

2014/07/19
名古屋名鉄バスセンター(2250)→(高速バス)→宇都宮駅前(0620)
名古屋からお誂え向きに宇都宮行きの夜行高速バスはあったのでホイホイ利用。車両は名鉄バスのオーソドックスな3列シート。シートごとにコンセントがあったのでスマホが充電できて助かった。車内WiFiが飛んでいたがau系だったので俺は使用せず。これはちょっと期待してたんだけど、宇都宮駅前に約20分早着してくれたので0611の東北本線に乗れた(^_^)v

2014/07/20
宇都宮(0611)→宝積寺→烏山→宇都宮→日光→(徒歩)→東武日光→(東武)→栃木→高崎→大前→高崎

まずは烏山線を乗りつぶした。平野から山岳へとメリハリの有る短い路線ですな。烏山駅での折り返し時間が長いのがネック。



日光線で日光駅へ。何度見ても素晴らしい駅舎だ。しかし鉄道利用の観光客はほとんどが外国人だった(^_^;)日本語がほとんど聞こえてこなかった。日光はすっかり国際観光地になってしまった。



日光線を戻るのもつまらないので、東武日光駅から東武日光線に乗って栃木駅まで行った。東武のこの区間は初乗り(o^^o) 車両が独特で何と車内にも行き先表示幕があった!異文化すぎ。
その後、この記事のように吾妻線の川原湯温泉駅周辺を散策した。


2014/07/21
高崎(0730)→横川→(バス)→軽井沢→(しなの鉄道)→小諸→小淵沢→甲府→富士→熱海→伊東

この日は信越本線の横川駅から転換バスで軽井沢駅へ。碓氷バイパスを爆走し、たったの30分で着いてしまう。しなの鉄道は大丈夫か?と思うくらい信越本線そのままの設備を使ってる会社。小諸でJRに乗り換える時にきっぷの確認もなかったし、あまり経営努力が感じられない。いわて銀河鉄道線の好摩-盛岡くらいしっかり金を取った方がいいと思う。あそこは18きっぷを見た瞬間に金額を言われるw



小海線のハイブリッド車両に初乗車!車内には萌えキャラのぶりっとちゃんがw
本当に発進してからしばらくしてディーゼンルエンジンが始動する!これはプリウスと同じストロングハイブリッドか!?と思ってちゃんと調べてみたら、この車両は発電機を載せた電車だった(^_^;)つまり駆動力を発揮するのはモーターだけで、エンジンは純粋に発電機。なんだーよ。まあなんとなく鉄道のような大出力の機関でうまく動力を切り替えるのは難しいんだろうとは思う。
とにかく長い身延線を乗りつぶして熱海から伊東線へ。これで今回の旅の新規乗りつぶしは終了。


2014/07/22
伊東→(バス)→修善寺→(伊豆箱根鉄道)→三島→沼津→興津→島田→浜松→岐阜



この日は伊東駅からバスで修善寺へ抜けた。およそ普通サイズのバスが通るとは思えないような峠道を爆走していった。いやマジでw
修善寺駅から伊豆箱根鉄道に初乗りして三島へ。意外と乗客の多い路線で驚いた。儲かっていそうで何より。



島田で途中下車して以前から行きたいと思っていた蓬莱橋を見学した。ギネスブックにも載ったという約1kmある歩行者用木橋は長すぎて終点が見えない(^_^;) せっかくなので100円払って向こう岸まで渡橋してみた。ギシギシいう床板が怖いし、欄干が低いのも落ちそうで怖い。雄大な大井川の川面は5、6m下方である。渡りきるのにたっぷり12分かかった。向こう岸には高台があり、橋を俯瞰することができた。まさに絶景。


今回の旅のルートはこんな感じ。出発時94.7%だった乗車率は終了時には96.4%になった。

伊東温泉 パレスホテル

2014/07/21 伊東温泉 パレスホテルに泊まってみた。


伊豆・伊東温泉[パレスホテル] - http://www.itopalace.co.jp/

乗りつぶしの途中、伊東の温泉旅館に泊まってみた。温泉があって朝食付きで6,000円と格安ということでここに決定。

まあ予想通り古い温泉旅館だったけど、スタッフの対応が良かったのが好印象。部屋まで案内してくれたし、部屋には「○○様」って達筆で書いてあった(^_^;) こんなの物心ついてから初めてw プライバシーは?w
設備がとにかく古くて笑っちゃう感じなんだけど、お茶やお菓子があったり、アメニティもあって、バス・トイレ付きで、和室にセミダブルベッドが置いてあってw、この価格は安い。

ではまず内湯から。入り口に「最もお伝えしたいのはこの温泉がマイナスイオン8.4の・・・」って書いてあったけど、明らかにpHのことでしょ(^_^;) 水素イオンは陽イオンではなかろうか。
浴場は近年リニューアルされたようで綺麗だった。鍵付きのロッカーもある。
洗面台にはトニックやヒゲソリなどもあり旅館っぽい。



こちらが内湯。シャワーなどの設備も新しくて快適だった。
肝心の温泉は残念ながら特徴に乏しい。若干の食塩味があるのとほのかなヌルスベ感がある程度。温泉にしては塩素っぽい匂いがしたが消毒剤だろうか。

翌朝、館内の別のところにある露天風呂に行くと成分表が掲示されていた。
ナトリウムカルシウム塩化物泉で42.6℃、pH8.4(笑)、加水加温消毒であった。



露天風呂はこんな感じ。露天風呂と言っても壁が一部ないだけでほぼ室内。こちらも新しい設備でシャワーもあって快適。脱衣所にはカゴのみ。
景色は柵に阻まれてほぼ見えないが、それもそのはず目の前が伊東駅なのだ(^_^;) ローカル線の駅ならともかく、東京行きの10両編成なんかも発着する巨大なターミナルなので丸見えはまずい。てかこんな駅前に温泉街があるというのが伊豆のすごいところですな。

まとめ。旅館は古いものの、風呂は新しい設備で快適!でも泉質はふつう。

2014年7月20日日曜日

ダムに沈みつつある吾妻線、川原湯温泉駅付近の様子

2014/07/20 ダムに沈みつつある吾妻線、川原湯温泉駅付近の様子を見てきた。


このタイトルは結果論です。
俺はこの日吾妻線内で1時間15分位時間が取れそうだったので川原湯温泉の共同浴場王湯に入ろうと思っていた。Googleマップで見ると駅からほど近いところに王湯があるように見えたからだ。



川原湯温泉駅を降りると遥か高いところに八ッ場ダムの付替道路が見えていた。民主党時代に八ッ場ダム計画がなくなってもうやめたのかと思ってたら、政権変わってまた作ることになってたのね(^_^;) 振り回される地元の人達がかわいそう。



でもダムに線路が沈むのなんて遥か先でしょ?20年後とか?みたいな感じで意気揚々と川原湯温泉街へ向かった。



おー。沈むねえ。吾妻線の線路も現在地も完全に。



さてそろそろ温泉g…ん”??あれ?なんか廃墟というか、基礎以外撤去されてる感じが(^_^;) あれ、もうそんな切迫してんの?



王湯到着~ってやっぱりやってねえ!w 周辺は温泉らしい硫黄臭が立ち込めていた。入りたいよう!
つい最近高台に移転開業したらしい。実は事前に調べたんだけど、川原湯温泉の公式ページのアクセスのところがGoogleマップで中心が川原湯温泉駅になってたから、現在どこにあるのか全然わからなかったんだよね!プンスカ
川原湯温泉 アクセス - http://www.kawarayu.jp/faq.html

めげずに王湯周辺を散策すると、


こんな絶景に遭遇!これは付け替え線路の途中にできる新しい川原湯温泉駅にちがいない!これは珍しいものを見た。てかもうほとんど出来てる。ここで俺は確信した。もう切り替えは目前だと。
Wikipediaによると切り替えはなんと今年の9月末らしい。あとたった2ヶ月後のことだ。通りで吾妻線に異様に同業者が多いと思ったw



旧王湯の上にあるこのトンネルを抜けると、


まさに今造成中の街が現れた!これが川原湯温泉の代替地らしい。温泉街まるごとここに引っ越すみたい。大変な大事業である。
右の写真の建物が新王湯。ここまで40分くらい歩いてきたのでもう時間がなくて入れなかった(泣)



造成が激しすぎてGoogleマップにある駅へ下りる道が見つからない。いや見つかったんだけど造成地の崖の下にあって近づけない。やばい!こなままだと3時間に1本の大前行き列車に間に合わない!


諦めてゆっくり温泉に入ろうかと考え始めた時、「←国道145号」の看板を発見!天の恵みとはこのことだと思った。これで間にあう!要するに造成でこれまでの道は放棄されて新しい道が建設されていた。しかしダムに水を貯めるようになればこの道も水没する。



なんとか川原湯温泉駅まで戻ってこられ、大前行きにも無事乗れた。
あの高い橋の袂に新しい川原湯温泉街は建設されていた。



振り返ってみると俺はこんなルートを1時間10分くらいかけて歩いた。
A地点に旧王湯があったんだけどGoogleマップだともっと駅の近くに表示される。
B地点で新しい川原湯温泉駅を見た!おすすめスポット。
C地点に川原湯温泉共同浴場新王湯がある。
D地点あたりから国道への新しい道が分岐していた。

川原湯温泉駅から新王湯までは相当激しい上り坂なこともあり徒歩40分はかかるかな。下りは急いで25分くらいだった。新しい川原湯温泉駅からでも30分くらいかかるんじゃないだろうか。もちろん高低差は少ないが。まあ基本的には車で行くべき場所。誰も徒歩の人なんていなかった(^_^;) 

まとめ。偶然にも水没前の鉄道風景と、付け替え路線を見学することができて大満足。本当にここまでして八ッ場ダムが必要かどうかはともかく。