2013年11月28日木曜日

旅好きのパラダイス! JTB 旅の図書館

日本交通公社の旅の図書館に行ってきた。

公益財団法人日本交通公社 - 旅の図書館 - http://www.jtb.or.jp/library/index.php?content_id=1


旅の図書館は東京駅のすぐ近く、八重洲ダイビルの地下1Fにある。八重洲地下街から直結。
オフィスビルの一角にあるとても静かで小さな図書館だった。


誰でも利用することができるが、開館は平日昼間のみ。入るとすぐに看板があり、筆記用具以外の荷物はロッカーに預けるように、とのこと。100円リターン式のロッカーが備え付けられているのでそれを利用することになる。貸し出しのできない図書館なのでセキュリティ的にこうなっているのだろう。

さて、内部を見てみよう。小さい図書館だが、もちろん旅行関係の本しか置いていないので、俺のような旅好きの人間にとってはまさにパラダイス!
鉄道、航空、船舶などのジャンル分けに沿った本や、各都道府県別、各国別(地球の歩き方やその他旅行ガイドの最新版からマニアックな単行本まで全部ある感じ)、温泉(^o^)/、スキー場、観光業界、旅行業界、各種業界紙、雑誌(鉄道ジャーナルからエアラインまでなんでもある)などありとあらゆる旅関連の本がジャンル別に揃っていた。なぜ人は旅に出るのかとか、海外移住ガイドのような本まであった。基本的にはほぼ全てが日本語の本である。


俺が特に気に入ったのは各航空会社の機内誌のコーナー。機内誌というのは個人的には最も旅情を誘うアイテムの一つだと思う。期待に胸を膨らませて乗り込んだ異国の機体で読む独特の芳香を放つ印刷物、それが機内誌ではないだろうか。それをここでは最新号からバックナンバーまで読むことができる。というか海外の航空会社でも日本語の機内誌を出しているところもあるんだね(^-^;)今まで出会ったことがなかった。

読書コーナーは40席くらい用意されていて、電気スタンド付き。午前中は利用者が少なかったけど、午後には半分位埋まっていた感じ。利用者は旅行業界の方と、旅行の計画を立てたい人が半々といったところか。旅行業界っぽい人はコピーを取って領収書をもらっていたりした。

まとめ。専門的な図書館は初めてだったけど、面白くて快適だった!

2013年11月18日月曜日

大洗 潮騒の湯

2013/11/16 大洗 潮騒の湯に行ってきた。

大洗・日帰り天然温泉 太古の化石海水<潮騒の湯> - http://www.siosai.jp/index.html


アニメ、ガールズアンドパンツァーとのコラボっぷりが半端ないという噂の大洗に友人と遠征してきた。土日に行われたあんこう祭りに参加したわけだが、大洗市街地のガルパンとのコラボっぷりはすごかった。何の変哲もない商店街の文房具屋やおもちゃ屋の店頭に等身大のキャラクターPOPや戦車POPが飾られていたりグッズが売られていたりした(^-^;) ここまで自治体と密接に協力してアニメファンと地元が一緒に盛り上がっているのは初めての経験だった。日曜日のメインステージでのイベントには数万人が集まったと思うw とにかくすごかった。しかしながら俺自身はガルパンファンじゃなかったりするのでその辺の詳細は他者に任せることにする。

というわけでついでに地元の大型スーパー銭湯潮騒の湯に行ってきたので、ここではそのレポートを。

駐車場はかなり広く、というか目の前が海水浴場の駐車場なので収容台数はほぼ無限。
玄関前にはいきなりガルパンコラボ自販機が!のぼりもガルパンw
受付でガルパングッズ付きのあんこう鍋+入浴のプラン、3,000円を支払い中へ。なお入浴のみは土日祝1,000円、平日800円とのこと。

ここはかなり巨大な施設で食事処は巨大。ペンションまであるようだ。やや高い入浴料の施設だけに設備は素晴らしく、ドライヤーから鍵付きロッカーまで全て揃っていた。


まずは内湯。もともと新しい施設だが清掃が行き届いており気持が良い。
湯は塩辛いだけの一般的な海沿いの温泉。よくあたたまるが特に特徴のない湯だ。人工の強炭酸泉があったのがちょっと嬉しかった。サウナや水風呂もあった。


露天風呂からは太平洋の素晴らしい景色を望むことができた。湯楽の里日立店の露天風呂とよく似た景色だが、標高が低いぶん少なくとも男湯は駐車場から丸見えなのでいろいろと注意(^-^;)


その後ご覧の絶景レストランであんこう鍋を頂いた。晴天だったこともあり最高の気分で過ごすことができた。

まとめ。ちょっとだけリッチな気分で海が見たいなら潮騒の湯へ。

2013年11月16日土曜日

Nexus 7(2012)に公式Android4.4を導入してROOT化

2013/11/16 Nexus 7(2012)に公式Android4.4を導入してROOT化した。

なんか非公式の4.4ROMがイマイチだったのでNexus 7をUnrootして公式ROMにしてOTAを待っていた俺。これをAndroid的全裸待機と呼ぶw しかし数日前にOTAが始まったはずなのに今日になってもまだ俺には降ってこない。仕方なく手動更新することにした。

方法としては以下のとおり。ついでにROOT化も行った。超自分用メモ。

Nexus 7はUSBデバッグでPCと接続しておく。
PCでGoogleの公式サイトからnakasiの4.4 (KRT16O)をダウンロード。
7zipなどの解凍ソフトで2回解凍してflash-all.batを実行。


すべて初期化された状態のAndroid4.4(KitKat)になる。

Fastbootで起動してPCと接続し、Google_Nexus_7_ToolKitなどでTWRPの最新版のimgをFlashする。
これでカスタムリカバリになる。
TWRPの場合Rebootの際にSuper SUを導入するか聞かれるのでスワイプして承認。


はいRootedになった。
以上。超適当な説明でしたw もう最近は慣れすぎて流れ作業になってきたので感動が無い(^-^;)
なんとなくNexus 5とバージョンが揃ったので気持が良い。

2013年11月10日日曜日

光徳温泉 日光アストリアホテル

2013/11/09 光徳温泉 日光アストリアホテルに行ってきた。


日光アストリアホテル - http://www.tobuhotel.co.jp/nikkoastraea/top.html

日光は戦場ヶ原からすぐの高原の中にある一軒宿が日光アストリアホテルだ。ここはとちぎにごり湯の会の会員宿。
フロントで受付を済ませる。入浴のみは1,000円。今回は入浴+ランチの2,500円のプランにした。オリジナルタオルを受け取り、まずはランチへ。ステーキランチがとても美味しかった(^O^)


食欲を満たしていざ温泉へ!館内は硫黄の匂いで満たされていた。温泉の入り口はこんな感じ。日光の天然水が供されており、とても美味しかった。こういったサービスは高級ホテルならではで嬉しい。脱衣所はかごのみだが貴重品ロッカーは無料で使えた。この日は十数人が入浴していた。
浴室に入ると近代的なカランの金属部分が真っ黒に変色していた。機能的には何ら問題ないが見た目はボロボロ(^-^;) 金属に相当ダメージを与える湯だと思われるのでアクセサリー類は要注意。
内湯はエメラルドグリーンの白濁硫黄泉(^o^)/かなりの濁度だ。泉温77.7℃、pH6.4ということで加水して温度を下げている。確かに流れこむ源泉はかなり熱かった。しかし源泉は源泉、水は水で別の注ぎ口になっているのは珍しい。この方が源泉の熱さを体感できて良いかもしれない。

露天風呂は微白濁だったが綺麗で気持ちが良かった。こちらは内湯よりやや温度が高め。
景色は良くないが、11月の涼しい気候と相まって気持よく入浴できた。イメージ的には箱根の湯の花温泉プリンスホテルに似るが、こちらの方が湯量が圧倒的に豊富。

まとめ。首都圏から近く、綺麗で近代的な設備で白濁硫黄泉の日帰り入浴ができる良いホテルだ。

2013年11月8日金曜日

Nexus 5とFeliCaとqi充電は干渉するか

Nexus 5とFeliCaとqi充電は干渉するか試してみた。


毎日おサイフケータイでモバイルSuicaを利用している俺。Nexus 5になるとFelicaがなくなるので辛い。昔HTC DesireやSensationを使っていた頃はソフトケースを装着し端末の背面に小さく加工したSuicaを押し込んで使っていた。NFC搭載のNexus 5で干渉せずにそれができるかのテストをしてみた。
それとそのままの状態でqi充電できるのかも重要だろう。これもテストしてみた。


非接触ICカードリーダーにSuicaを置くと、当然認識できた。


Nexus 5の背面にこのようにSuicaを貼り付けて非接触ICカードリーダーにかざしてみると・・・


普通に認識!これはイケそうだ(^o^)/


ついでにNFC対応のNexus 5ならSuica Readerなどのアプリで残高確認ができて便利。うん、この日付はコミケだな(^_^;) しかしこのアプリはたとえ起動していなくてもSuicaを近づけるだけで起動してしまうので鬱陶しい面もある。
(半年以上使用しないとSuicaはロックがかかってしまうので注意。俺のこのSuicaもロックされていた(^^;)最近モバイルSuicaしか使ってなかったので。ロックはJR改札口の係員にお願いすると解除してくれる。)

その後、Nexus 5の裏側にSuicaを貼り付けた状態で実際にコンビニで使用できることを確認した。


お次はqi充電パッドとNexusu 5の間にSuicaがある状態で充電できるのか、テスト。


まずは基本事項。左のように画面を手前にして置くと充電できるが、右のようにうつ伏せにすると充電できない。正常に充電できる場合はqi充電パッドの青色LEDが点灯する。

では、Suicaを挟んだ状態でqi充電できるのか…


普通に充電可能!むしろSuica Readerアプリで残高を確認しながらでも充電可能だった。
でも位置によっては充電できないかもしれない。


しつこくテストw どんな位置でも充電できた!
FeliCaが特に充電を妨げることは無さそう。
ちなみにこのケースを装着してさらにSuicaを貼り付けた状態でのqi充電は厳しい(^-^;) 5回に1回くらいしか充電できなかった。ここらへんはケースの厚さによると思われ。

まとめ。Nexus 5にSuicaをくっつけても正常にSuicaが使えた。qi充電にも特に影響しない。が、ケース+Suicaだとqi充電は厳しい。


<おまけ>
FeliCa内臓のGALAXY SIII(SC-06D)にSuicaカードをくっつけてリーダーで読み取るとどうなるか。


Suicaカードの方がリーダーに近いにもかかわらず、SC-06Dの内蔵チップのほうが認識されるということがわかったw おわり。

2013年11月7日木曜日

Nexus 5のブートローダーアンロック、TWRP導入、ROOT化が完了

2013/11/07 Nexus 5のブートローダーアンロック、TWRP導入、ROOT化が完了した。


方法は以下の記事の通り。(いつもわかりやすい記事でとても感謝しています!)
以下の1. 2. 3.を順番通りにやった。

1.Nexus 5のブートローダーアンロック方法。 - Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net - http://androidlover.net/smartphone/nexus-five/nexus-5-bootloader-unlock.html


注意点はブートローダーアンロックで端末が完全に初期化されること。
Nexusにはこんな左の画像のようなメニュー画面が用意されてるんだね(^o^) とても親切だけど保証は切れますって書いてあるw 右画像のようにブートローダーがアンロック状態になった。

2.Nexus 5にカスタムリカバリ TWRPを導入する方法。 - Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net - http://androidlover.net/smartphone/nexus-five/nexus-5-twrp-custom-recovery.html


TWRPは最新の2.6.3になった。Nexus 5用は黄色っぽいんだな。これでROOT権はともかくバックアップやROM焼きができる状態になった。

3.Nexus 5のRoot化方法・手順。 - Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net - http://androidlover.net/smartphone/nexus-five/nexus-5-root.html


ROOT権が取れたのでTitaniumBackupなどの要ROOTアプリを自由に使える。あースッキリ。
Nexus端末は日本語解説サイトが充実してるから本当に楽だ。

なおJugglyさんの記事で紹介されていた以下のToolでのroot化方法は、俺の場合途中でPCがブルースクリーンになってしまいできなかった。いきなり文鎮かと思った(^_^;) まあNexusの場合まず文鎮化はしないけど。
[Nexus 5] CF-Auto-Root - xda-developers - http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2507211
基本的には3.の記事と同じことをやっているだけのtoolかと。

今回の方法はひとつひとつコマンドを打ってやらなければいけなかったけど、今後はすべてを自動でやってくれるToolKitが公開されてそちらの方法が定番化していくと思う。もっと簡単にやりたい人はもう少しだけ待つべし。

【追記 2013/11/11】
とりあえずToolkitが出たみたい。おなじみのやつですな。俺は使ってみてはないけど使えるらしい。今後Stockに戻した後とかにお世話になると思われ。
[Toolkit] Wug's Nexus Root Toolkit v1.7.5 [Updated 11/08/13]: Nexus 5 Thread - xda-developers - http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2517778

2013年11月6日水曜日

SPIGEN SGPのGoogle Nexus 5用ケース ネオ・ハイブリッドを使ってみた

2013/11/06 SPIGEN SGPのGoogle Nexus 5用ケース ネオ・ハイブリッドを使ってみた。


【Nexus 5 ケース】ネオ・ハイブリッド[サテン・シルバー] : SPIGEN SGP オンラインストア - http://www.spigen.co.jp/ケース、カバー/【Nexus 5 ケース】ネオ・ハイブリッド[サテン・シルバー]/goods_detail.html?input_goods_id=388

今日届いたNexus 5用ケースのレビュー。今回はちょっと高級な2,800円くらいのケースにしてみた。
パッケージ内には正規品を確認するためのシリアル番号まで入っていた。ケースの偽物とか流通してんの!?(^-^;)


このサイドのフラットなパーツがiPhoneやXperia Z1っぽくてカッコイイと思って購入。
ケース内側には謎のパーターン。
 

先にゴムのケースを装着してから、


このプラスチックの枠を装着する。下のMicroUSB側からつけると上手く行った。


かなりタイトな作りでカッチリした装着感。裏側にSuicaとかを忍ばせる余裕はない(^-^;)


うつ伏せに置いたところ。ゴムのケースのガラス面側が1mm程度出っ張っているので机にガラスが接触することはない。
背面はカメラ部分の飛び出しが無くなって、まっ平らなので純正状態よりも安定する(^o^)/ これが一番好印象。


下部はこんな感じで開口している。ボタンのパーツは独立しているのでこういうケースとしては押し心地は非常に良い方だと思った。
なおこのケースを装着したままqi充電が可能だった。

まとめ。今まで1,000円前後のケースしか使ってこなかったけど、さすがに高いケースなだけのことはあった。

2013年11月5日火曜日

Nexus 7(2012)にAndroid4.4を導入

2013/11/05 Nexus 7(2012)にAndroid4.4を導入してみた。

まだ公式にはリリースされていないNexus 7(2012)向けのAndroid4.4(KitKat)だが、Nexus 5用のROMを改造したカスタムROMがあると聞いて入れてみた。


[ROM][AOSP] 4.4_r1 by AOSPA [w/ 4.4 gapps] - xda-developers - http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2506563

このROMとgappsをリカバリーで焼くだけ。
ただしTWRP 2.6.3以降が必須。俺は面倒なので気にせず2.6.0のままで焼こうとしたらエラーで焼けなかった。しかも失敗後は起動できなくなるので注意。

<TWRPのアップデート方法>(自分用メモ)
何故かgoomanagerでうまく行かなかったので以下の方法でアップデートした。
・TWRPの公式サイトからgrouper用の2.6.3のimgファイルをPCにダウンロードして「Google Nexus 7 ToolKit」下層の「put_img_files_to_flash_here」フォルダに置く。
TeamWin Projects - TWRP 2.6 - Nexus 7 | TeamWin - http://teamw.in/project/twrp2/103
・Google Nexus 7 ToolKitで「Boot or Flash .img Files to Device」を実行してさっきのimgファイルをRecoveryに焼く。
・リカバリーに再起動して完了。

ROMとgappsを焼いた後は必ずWipeしてからリブート。するとROOTを維持するか聞かれるのでスワイプして承認しリブート。起動にひときわ時間が掛かるので注意。辛抱強く5分くらい待つ。


起動完了。なんか変。画面の黒い部分に変な模様が出る。動きが重い。アカウント登録作業中に落ちた(^_^;) 初回起動後に一回再起動してからいろいろやったほうが良いかも。
壁紙などもJB時代のもので味気ない。なぜか頻繁に不要なときにキーボードが出現するw
それにしても動作が重い。HTC Desireにいち早くICSを導入してみた時とそっくりだ。まだまだこれからですな。公式のROMが出てからはどんどんちゃんとしたカスタムROMになっていくと思う。


このようにGrouper(Nexus 7(2012))がAndroid4.4 KitKatで動作した!だがそれだけだw


Quadrantベンチマークをやってみたところ3698だった。
以前のNexus 7のレビュー記事の数値とほとんど変わらなかった。ということはOS最適化とかは関係ないっぽいな。

まとめ。このROMは重くて使えないので普通に使いたい人はこのROMの更新を待つか、素直に公式ROMを待とう。どうせ数週間後には出るし。

2013年11月4日月曜日

Google Nexus 5 (LG-D821)を使ってみた

2013/11/04 Google Nexus 5 (LG-D821)を使ってみた。

Nexus 5(32 GB、ブラック) - Google Playの端末 - https://play.google.com/store/devices/details?id=nexus_5_black_32gb


昨日届いたNexus 5を使ってみた感想。昨日の速攻レビュー記事の続き。


<外観をまったり観察>


表(おもて)面はゴリラガラス3。画面外にボタンがないので画面下部にソフトウエアボタンが表示される。これまで使ってきたスマホ端末は必ず画面外にボタンが有るタイプだったのでやや違和感がある。慣れの問題だとは思うが。まあ俺の使ってるNexus 7(2012)と同じと思えばいいのか。
光のあたり方によってタッチセンサーのラインが見える。これはHTC Desireと同じ。でもバックライト点灯中は見えないので特に問題はない。


端末右側には電源ボタンとSIMスロット。ボタンはまさかのセラミック製w 若干電源ボタンが上過ぎて押しにくい気がする。SIMスロットと位置が逆のほうが良かった。


SIMスロットは付属のSIM 取り出しツールをスロット下部の超小さい穴に差し込んで押すと出てくる。取り出したSIMスロットにマイクロSIMを乗せて差し込めばOK。
ここにSIMスロットがあるということはバックパネルが開けられない端末ということで、すなわちバッテリーは気軽に交換できない。よってマガジンリロード方式は採れない。なおバッテリー容量は2,300mAhしかない。


左側面には同じくセラミック製のボリュームボタン。割と出っ張っていて角も鋭いので存在がわかりやすくて良い。


 下部にはMicroUSBコネクタとスピーカー(左)とマイク(右)。SlimPort HDMIにも対応。ん?またアダプタ買わなきゃならんのか?ちなみにMHLアダプタ(ドコモ SC01)経由でBRAVIAに接続してみたがうんともすんとも言わなかった。なおMiracastにも対応しているのでどうせアダプタを買うならMiracastアダプタにしようかと検討中。


上部にはイヤホン端子とおそらくマイク。


nexusロゴはNexus 7(2013)と同じく横向き。裏面のプラスチックはしっとりザラザラ加工で手触りは良いが、俺の経験上そのうちベタベタしてきそうで心配。LGロゴの上のシールはその後剥がした。


裏面上部にはなんと光学式手ぶれ補正付き800万画素カメラとLEDフラッシュライト。変に画素数が上がるよりも光学式手ぶれ補正が付いたほうが俺は嬉しい。でもカメラ部分は出っ張っているので机に置いた時にカタカタする。スマホの裏面はフラットな方がいいと思うんだけど、どうしてこういうデザインにするんだろうか?
裏面下部にはLG電子のロゴといろんなロゴ。いろんなロゴはEUで必須なんだったっけ?ともかく邪魔。


<いろいろな端末と比較>


俺の今までの歴代スマホ勢ぞろい。
左からHTC Desire、HTC Sensation、SAMSUNG GALAXY SIII、Nexus 5。だんだんサイズが大きくなってきていたが、GALAXY SIIIとNexus 5はほとんど差がない。


大きさが同じなので持った感じは変わらない。SIIIの丸くて角がない持ち心地なのに対してNexus 5は角が鋭い。でも指に突き刺さって痛いというほどではない。


幅はほんの少しだけGALAXY SIIIが大きく、高さはほんの少しだけNexus 5が大きい。


Nexus 4と比べると明らかにNexus 5の方が縦方向にデカい。というかデザインの方向性が変わりすぎ(^-^;)


画面サイズがほぼ同じXperia Z1と比べると明らかにZ1の方がデカい。Z1がここまで大きいとは思ってなかった。でも本体の質感は明らかにZ1の方が上。大衆車と高級車って感じw 重さもZ1の方が重い。


<Nexus 5およびAndroid4.4の使用感>


720pだったGALAXY SIIIからの乗り換えだと1080pのNexus 5の解像度はさすがに高く感じた。というか写真の23インチモニタと同じフルHD解像度とかありえんし(^-^;) PCモニタの進化が止まり過ぎなのか、スマホモニタが進化し過ぎなのか。

昨日は出かける前に速攻レビューしたかったので初期セットアップ時にアプリの復元をしなかったんだけど、時間ができたので一旦リセットして復元をしてみた。案の定30分くらい掛かった。おサイフケータイアプリとか要らないのも復元されちゃうのが玉に瑕だが便利な機能であることには違いない。

改めて使用してみるとさすがのヌルヌル感である。起動時間も異様に速いし、WEBブラウジング (ブラウザがなくなりChromeが標準ブラウザとしてプリインストールになった)の時も描画がネックで表示が遅いという感じがしない。スクロール時の指への追従性も素晴らしく良い。ウィジェットをたくさん配置したNova Launcharの画面切り替えもGALAXY SIIIと比較してかなりスムーズ。正直ここまで体感できるほど改善するとは思ってなかった。
Android4.4は久しぶりのメジャーアップデートと言われているが、基本的に操作は同じだからWindows7→8のように戸惑うことはないだろう。アイコンのデザインがフラットデザインに変わっていたり細かい新機能があったりするけど、これまでと違うことが原因で気になるような点は特にない。


本体ストレージは32GBで実際の空き領域は26GB程度。Nexus 5にはMicroSDXCスロットがないのでこれは今まで96GBで運用していた俺としてはかなり厳しい。いちいちデータを取捨選択してコピーしなければならない。めんどい。


音楽再生。音質は特に問題がないレベルだが、Z1の方が良かった気がする。
Playミュージックアプリはプルダウンメニューで操作できて便利。でも相変わらずフォルダ単位の再生ができないので使えない。


動画再生能力は相当高い。GALAXY SIIIと同じくフルHD動画も俺のPC以上にスムーズに再生できる。ただGALAXY SIII(Android4.1)では再生できる動画がいくつか再生できなかった。これはアプリのAndroid4.4への最適化が不十分だからだと思う。


ギャラリーアプリも動作が異様にヌルサク。もうスマホのCPUなんて速くならなくてもいいじゃんと思っていたけど、それは間違いだった。CPUの進化で快適さが大幅に増した。


起動中のアプリ一覧画面。すべてのアプリを終了するボタンが無いのが残念。

「OK Google」と言うと音声検索がいつでも起動すると聞いていたので10回くらい言ってみたけど起動しない。やはり発音が悪いのかorz って思ってたらまだ英語のみしか対応していない機能だった。無理やり有効化することもできるが、検索ワードとしても英語しか使えないとのこと。今後日本語にも対応するだろうけど、Siriっぽいな(^-^;)
Android 4.4 KitKatで「OK Google」の音声コマンドを使う方法。 - Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net - http://androidlover.net/howtouse/android-4-4-kitkat-ok-google-voice-command.html

見つけたバグ。
電源を切る操作をしても再起動してしまうことがある。これは端末リセット時にも起きたので戸惑った(^-^;) もう一度操作すれば上手く行った。
何かの拍子にqi充電ができなくなることがある。再起動すると正常に戻る。


<ベンチマークテスト>


Nexus 5には俺待望のQualcomm Snapdragon 800 MSM8974 2.26GHzクアッドコアが搭載されている。いやー、Snapdragon 800端末をついに手に入れることができて感無量。
ちなみに2.26GHzなのでXperia Z1など日本の800機の採用する2.2GHzより少しクロックが高い。GALAXY Note 3と同じクロック設定ですな。OCするのが楽しみだ。


まずはQuadrant。スコアは7494。あれ?20568だった同じSoCを持つXperiaZ1よりめちゃめちゃ低い。


次はAnTuTu。17685。これもXperia Z1の32137に比べて低い。GALAXY SIII並とはこれ如何に?

これらはおそらくベンチマークプログラムがAndroid4.4に最適化されていないためと思われる。そうとしか思えん。いやそう思いたいだけ(^-^;) 誰かそうだと言ってくれ!w

【追記 2013/11/05】
やはり他のレビュアーさんたちもスコアは出てないみたい。
この記事で書いたが、Nexus 7(2012)にAndroid4.4を導入してQuadrantを実行したところ、Android4.1のスコアとほぼ同じだった。よってQuadrantがAndroid4.4に最適化されていないとかは無さそう。
それでもNexus 5の動作がヌルヌルなのは間違いないので、もしかするとNexus 5がベンチマークプログラムに対して盛ってないだけの可能性もww そうだとすると色々考えさせられるものがある。(ソ○ーも盛ってたのかなとかw) もっと公平なベンチマークが欲しいところ。


最後に3D MARK。15512であった。これは順当な結果の気がする。


<電源周り>


到着時に78%程充電されていた2,300mAhのバッテリー。途中SIM無しのWifi運用を5時間くらい挟んでいるがその間の電池の持ちはなかなか良いように思える。その後SIMを挿してテザリングをしたら一気に残量が減少しているのがわかる。この感じからして画期的にバッテリーの持ちが良いということは無さそう。


パナソニックのqi対応モバイルバッテリーQE-PL201で充電。問題なし。なんとなく充電しても本体が熱くなりにくい端末のような気がした。構造上の性質かな?


Nexus 5はワイヤレス充電企画qi対応なので、パナソニックのqi充電パッドQE-TM101に乗せるとコイルが移動して問題なく充電することができた。これが俺にとってふたつめのqi対応デバイス。上記のモバイルバッテリーQE-PL201と一緒に乗せると順番に充電してくれる。初めてこの機能を使ったぜ(^-^;) qi充電後はさすがに本体表面が熱くなっていた。
なお充電中を示すLEDライトなどは無い。これはNexus 7(2012)と同じ仕様。


まとめ。Nexus 5は最新のAndroidを誰よりも早く使いたい人、そしてROM焼きをしたい人に最適な端末だ。

Nexus 5はよくも悪くも標準的な端末だと思う。OSも素のAndroidそのものなので独自の華やかな機能も一切ない。その代わり毎月のようにリリースされる新しいバージョンのAndroidは即刻この端末にインストールできる。Nexus 7(2012)で味わった最速の幸せがメインのスマートフォンで実感できるのは嬉しい。

前回expansysでHTC Sensationを買った時もそうだったけど、通販でNexus 5のようなSIMフリー端末を買うのはショップで国内端末を買うより遥かに楽である。それはAmazonで本を買うのと全く変わらない手軽さだからだ。もしキャリアショップで購入するならば、20分くらいは店員と話さなければいけないし、開通までしばらく時間を潰さなければならない。要らないオプションへの加入を義務ではないと言いつつ熱心に勧められるのは確実だし、家庭向けブロードバンドの勧誘を受けることもある。俺のような小心者はいつもどうやって断ろうかと緊張する。海外SIMフリー端末を通販する場合このような煩雑さが全くない代わりに端末代金の値引きも無いが、Nexusシリーズはキャリア端末に比べ元々かなり安い。しかも俺のように今まで使っていた端末の月々サポートが残っている場合はその後も受け取ることができる。あとは、海外端末はAPNの設定は自分でしないといけないし、当然ながら日本独自サービス(ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信)は実装しないということを覚えておかなければならない。
このようなメリットデメリットを認識した上でNexus端末を選ぶと、国内端末では絶対に味わえない超楽しいスマホライフを満喫できる。それはROM焼きだ。特にNexusシリーズなら国内端末の1000倍の数のハッカー達が、優れたROMやカーネルを開発してくれる。それをとっかえひっかえ楽しむことができるのがこの端末の最大のメリットだ。逆にこの事をメリットと受け取れない人は、Nexus 5を選ぶ意味は半減するだろう。

さあ、これからNexus 5でどんなROMやカーネルを体験できるのか、今から楽しみだ!
すべての入り口はここから…
Google Nexus 5 - xda-developers - http://forum.xda-developers.com/google-nexus-5
あれ、もう出始めてる!?