2024年6月4日火曜日

BMW 435i クーペ(F32)に中華液晶メーターを装着してみた、が。

2024/02/02 BMW 435i クーペ(F32)に中華液晶メーターを装着してみた、が。

またも中国は深センから謎の箱が届いたw


これは以前から気になっていて思わずポチってしまった中華デジタルメーターだ!
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箱の中身はこんな感じ。謎のバックカメラやファームウエアアップデート用のケーブルが付属していた。



あと取説?みたいな紙切れ。一部の設定方法だけで取り付け方などは一切書いてない(^-^;)まあYouTubeなどに多数の取り付け動画があるのでそれらを見ろって感じなんだろうな。今どき感。



本体を観察。本体に張ってあるシールからすると2024年1月製造っぽい。めっちゃ新しい。




とはいえ交換は簡単で、こちらのT20ネジ2本を外して上部から手前に引いて外すだけ。ステアリングは手前下側にめいっぱい調整しておいた方がいい。
コネクタは硬いがそれぞれツメを押しながら引っ張れば外せた。太い配線がメーターの裏側に引っかかっていて難儀したが、これは静音テープがプラスチック部品に共巻きしてある感じだったのでよく考えれば外せた。しかし細かいところまで良くできた車だ。俺が今まで乗っていた車と根本的な差を感じる。



純正アナログメーターと比較。モノとしてはやはりBMW純正品の方が圧倒的に質感が良い。
特筆すべきは純正品はカバーが傾斜していて反射を抑えるよう設計されていること。中華メーターは液晶パネルと平行になっていた。
あと中華の方が純正品よりも重かった。



とりあえず普通に起動した(^^)



めちゃめちゃかっこいい!解像度も十分で10年前の車が一気に最新の車に変わったように感じた(^o^)/
バージョン情報などはこんな感じ。
しかしセンサー系のエラーが2種類交互に表示される状態。




これは想定内で、先人の知恵から5シリーズ用のファームウエアを適用することで回避できた!ありがとう先人たち!



こんな表示にも変更できる。こういうのが液晶メーターのいいところですな。



アダプティブクルーズコントロール(ACC)にも対応。



実際に走行してみるとメーター表示のレスポンスは十分高速で文句なし。
しかし、これは製品情報にもあったが、画像のようにヘッドアップディスプレイ(HUD)が表示できなくなるのが一番の難点。

以下に不満点を列記しておく。
・造りが粗雑で装着時に内装を傷つける恐れがある。(車両側のメーターユニットの左右の部分に養生テープを貼ってから装着すると良い)
・HUDが表示されなくなるのでラジオ、テレビ局の選局やナビの表示がメインモニターに限定されてしまう。ナビの案内も表示できないので普通に困る。
・ウインカーの音が安っぽい。しかもときどき音のタイミングが狂う
・ODDが純正メーターと地味に数百kmズレて気持ち悪い。なんで?
日本語表示が「いつの時代の中華製品あるあるだよ!」ってくらい絶望的におかしい。英語表示のほうが理解しやすい。
・エラーを消すために5シリーズ用のファームウエアを適用する必要があるので、メーターに表示される車両が4シリーズではなくなる(^-^;)というか商品ページにF32対応と書いてあるんだから4シリーズ用のファームウエアも用意しておいて欲しかった。

というわけで、俺としてはかっこいい液晶メーターであることよりも、上記の不満が勝ってしまったので早々に取り外してしまった。

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