2014年4月14日月曜日

白骨温泉 泡の湯旅館

2014/04/13 白骨温泉 泡の湯旅館に行ってきた


泡の湯旅館(白骨温泉)公式ホームページ|長野県松本市(信州) - http://www.awanoyu-ryokan.com/

数多くの温泉に行っている割に地味に行ったことがなかった白骨温泉。温泉ファンだけでなく入浴剤問題で全国的に名の知れた温泉である(^^;)


近年アクセス県道が通年開通して便利になったらしいがその県道が凄かった(^-^;) 酷道ってわけじゃないんだけど洞門やZカーブなるカーブが続きいつ崩れてもおかしくないようなところに急勾配の道が築かれていた。


まだ共同浴場が営業していない時期でもあるので、今回は最も有名な旅館であろう泡の湯に行ってみることにした。日帰り温泉用の駐車場が広くて驚く。入口も日帰り専用のものがある。この日は日曜日で11時の段階ですでにほとんど駐車場が埋まっていた。日帰り入浴は1030から1330までの3時間しか受け付けていないので注意。宿泊者優先の設定だ。利用料は820円。


入浴剤問題があったからだとは思うけど、とにかく温泉に関する検査結果や取扱いについての表示がしっかりしていた。汚名返上のための努力とはいえこの表示の充実は伊達じゃない。今では日本で最も健全に成分表示している温泉のひとつになっている。


飲泉用の設備があったので飲んでみると純粋な硫黄泉の味がした。硫黄泉だからまずいけどw 入浴の期待が高まった。しかし入口付近はリニューアルされたばかりのようで真新しい。鄙びた温泉の雰囲気が残っているかは逆に不安になった。
脱衣所は男女別で脱衣かごのみ。貴重品は受付横の無料ロッカーへ。なお浴室は撮影禁止。

浴室に入ると古い木造でさすがの風格。とても落ち着ける空間だった。もちろん旅館なのでシャワーやソープ類も完備。
内湯は源泉掛け流しの透明な湯と加温した白い湯があった。源泉掛け流しの方は肌寒いこの時期には温くて仕方ないくらい。源泉は36.9℃だから体温並みなので当然だ。なおpHは6.4なので酸っぱいタイプではない。最大の特徴は炭酸泉であるということ。俺の好きな硫黄泉と炭酸泉の2つが同時に楽しめてしまうのだ!これは最高だった。
加温された方の湯は42℃なので温まることができるが体にまとわりつく炭酸の泡の量は5分の1くらいになってしまう。その分白濁の温泉を楽しめる。

ここの名物は混浴の大露天風呂。大露天風呂はとても広かった。白濁が激しく浴槽は深いので女性でも安心かと。実際にたくさんの女性が入浴しておられ、普通は男しかいない混浴露天風呂にしては珍しかった。宝川温泉(透明な湯)よりも断然多かったように思う。
湯は内湯よりも更に温く体温程度。温まるというレベルではない。それでも苔むした岩が配置され源泉がドバドバと掛け流されており気分は最高だった。夏に来るといいかもしれない。
ちなみに露天風呂は男女別に加温された浴槽もあったのでそちらで体を暖めつつ混浴の方に入ると良いだろう。

残念だったのは露天風呂と行き来するドアの建て付け悪くて辟易したこと。さっさと直してください。

まとめ。さすが有名どころといった感じの高品質な温泉で万人におすすめできる。炭酸泉ファンと混浴ファンには特におすすめする。

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