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2018年9月24日月曜日

国際夜行寝台列車ルシタニア号

2018/09/19-20 国際夜行寝台列車ルシタニア号に乗ってみた。

スペインの首都マドリードからポルトガルの首都リスボンまで国際寝台列車ルシタニア号に乗ってみた。国際列車は何度か乗っているが夜行寝台列車での国境越えとなると2010年のローマ発ミュンヘン行き以来。



列車の予約はrenfe公式サイトで約2ヵ月前から可能だった。もちろん日本国内から日本のクレジットカードでできた。
マドリードリスボン間の距離はkmもあるのに運賃料金込みでたったの34.2ユーロ!4,518円程度。これは安い。ただし直前に購入すると2倍以上高くなるようだったので注意。このへんが日本の鉄道とは違うところですな。




メールで届いたpdfがチケットなので印刷して持って行けばおk。TRENHOTEL332というのが列車番号のようで特にルシタニア号とは書いてない。
要するにQRコードが読めれば良いのでスマホの画面で表示しても良いみたいだった。いずれにせよ海外の鉄道は概ね規定の乗車券を発行せずに乗車できるのでいつも日本より便利と感じる。



さて乗車当日。マドリード市北部のチャマルティン駅(の朝。駅前のホテルより撮影)。



ふむふむ。TRENHOTEL332は14番線から2143発だな。
非常に大きな駅だが、さすがに21時頃は人が少なかった。キヨスクなどは営業していたので食料やビールは確保できた。
特に改札はないので14番線に降りていった。



おおー!これがTRENHOTEL332の最後尾か。電源車かな。車両にはrenfeに加えてポルトガル国鉄cpの文字が!共同の車両なんだろうなあ。



ホームに降りるとすぐに改札があった。印刷した乗車券のQRコードを読み取ってもらって初めてその先に進むことができた。



俺の乗ったのは1号車の31番寝台。寝台では一番安いところだ。もっと安いのは座席車両だろう。逆に高いのは2人用個室があるみたい。シャワー付きの個室は2倍以上高かった記憶。




4人用コンパートメントはこんな感じ。
上段へは移動式のはしごで乗り降りする。
各寝台にコンセント完備。モバイル機器の充電もバッチリできた(^o^)/



4人共用の洗面台があり、鏡のところは戸棚になっており中には4人分のミネラルウォーターや歯ブラシ、石鹸、耳栓などが入っていた。



俺は下段の席だったが、乗車時には既に上段もセットアップされていたので座ってまったりする事はできなかった。ギリギリ壁にもたれてビールを飲む程度の空間w
同室の方はスウェーデン人とウクライナ系アメリカ人だった。
さて寝ようと寝転ぶわけだが、寝台にはカーテンが無いので隣の人と目が合っちゃう(^_^;)



寝台はヨーロッパだから大きいかと思いきや180cmの俺がギリギリのサイズだった。横幅は60cm程度で日本の2段式B寝台とほとんど同じと思われる。ちなみに俺がB寝台に乗ったのは晩年の急行銀河が最後かなあ。懐かしい。



車内あれこれ。通路は狭い。というか同じ4人用コンパートメントでもいろいろな種類の車両が連結されていた気がする。
通路は狭くて佇んでいるスペースは正直言って無い。
トイレは各車両にある。特にきれいでも汚くもなく、まあ普通に使えた。

しかしとにかくよく揺れる(^_^;)横Gはともかく駅付近のポイント通過や線路の状態により上下の振動が気になった。



速度はスマホのGPS速度計で計測したところ、140km/hくらい出ていた。速い。
途中いくつもの駅に停車していったようだが、停車時間はどこもごく短い。客車列車なので滑るように発車していく。日本の客車列車より海外の車両のほうが発車時の振動は少ない印象。



朝目覚めると列車はまだ夜明け前のコインブラ付近を走っていた。ポルトガルの大地だ。
かなり高低差があるのだろう。気圧の変化で耳が痛い。起きていれば唾を飲み込んで耳抜きができるが寝ていてはそうも行かない。降車後もしばらく耳鳴りに悩まされた。



朝7時20分。スペインとポルトガルは1時間の時差があるので10時間37分の旅を終えてリスボンオリエンテ駅に到着した。列車はこのひと駅先のリスボンサンタアポロニア駅が終点だ。
いつの間にか編成が倍くらいに伸びていた。ポルトガル北部からの列車でも併結したのかな?
cpの機関車には海外あるあるの落書きが(^-^;)地下鉄はともかく基本的に地上の車両はとことん落書きされている場合が多く痛々しかった。

まとめ。4,500円くらいで500km程度移動でき、ホテル代も節約できる。日本の夜行列車もこのくらい安ければ利用価値があったかもな、と思わされる旅だった。

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