2018年9月3日月曜日

祖母谷温泉

2018/09/02 祖母(ばば)谷温泉に行ってきた。


祖母谷温泉 | 温泉情報 | 黒部峡谷トロッコ電車 - http://www.kurotetu.co.jp/onsen/babadani/

祖母谷温泉は富山県黒部市にある山小屋。公式サイトはないので黒部峡谷鉄道の祖母谷温泉紹介ページへのリンクを示しておく。



黒部峡谷鉄道の終点、欅平駅から2.2km、徒歩40分をかけてやっと行くことができる秘湯。
途中注意事項とともに自己責任でこの先はヘルメットをかぶるようにという案内があった(^-^;)そこまでして温泉に行く必要があるの?ハイ、喜んで行きます(^^)



これが温泉へのアクセス路か?(^-^;)というような道を行く。3本のトンネルを通過する必要がある。徒歩でw こんなの廃道探索以外ではなかなか経験したことがない。
しかしこれは登山道ではなくれっきとした車道だ。舗装はされておらず我がBRZでは到底突破できない路面状況だが、普通の車なら十分通行可能かと思われる。欅平駅へは一般の道路は通じていないはずなので、これは私道なんだろうなあ。
しかし硫黄の匂いがきつい。川の水も硫黄泉みたいな色をしてるし、これは期待できる!

汗を滝のようにかきながら3本目のトンネルを抜けると・・・



キターーーーーー(^o^)/



目指す祖母谷温泉はもうちょっと!最後に鉄橋を二本渡る萌え仕様!



やっとついたー。日帰り入浴は600円。フロントで支払ってから露天風呂へ行くスタイル。女性は玄関前の階段を下へ。男性は宿の前を通り過ぎて奥へ。



まずはビールで休憩(^o^)/ 人工の音の全くしない秘境の渓谷での一杯。最高ですな。



温泉全景。最高の雰囲気!
ちなみに左側の大きい浴槽は熱めの湯。右側がぬるめの湯になっていた。



脱衣所にはカゴのみ。貴重品はカゴに入れて露天風呂の脇に持っていけばおk



盛大に掛け流されている源泉。なお水も一緒に放り込まれていた。湯の方も概ね適温だったが、この地域は源泉はほぼ100℃の熱湯のはずなので加水してあると思われる。
湯は硫黄の匂いが強く、透明ながら大きめの湯の花も舞っていた。飲んでみると純粋な硫黄の風味のみの味。ヌルスベ感はなく単純硫黄泉ならではのもの。残念ながら分析表などは確認できなかったが、相当高温の単純硫黄泉のはずだ。
しかし秘湯あるあるで清掃は行き届いておらず、浴槽の内部は苔が生えてヌルヌル。しかも小さい水生昆虫なども確認できた(^-^;)生態系ができてる。さすがにこれは初めてw
俺はぬるい方の浴槽に使って、川のせせらぎを聞きながら最高に贅沢な時間を過ごした。久しぶりに秘湯らしい秘湯に来たけど、やっぱいいなあ。



洗い場は一応ある。石鹸類のみ完備。湯は浴槽またはかけ流しの源泉を直接使うようだ。こんな適当な温泉でも体を洗うことができるなんて最高すぐる(^^)



帰りに自動車を観察してみると、ナンバーがない。やはりこのあたりは私道のようだ。
あと金属メッキのエンブレムが酸化して黒い涙を流している(^-^;)亜硫酸ガスが強い証拠。ここにマイカーは置きたくないなあ。
てか車の左に祖母谷地獄の看板が!これは行ってみるしか!




ぬおおお!
200mほど進むと祖母谷温泉の源泉を発見!怖くて触れなかったが、ブクブクしていたので相当な高温なことは間違いない。
なんでもこのあたりは河原を掘ると高温の湯が湧き出すらしい。すごいところだ。

まとめ。到達困難だが最高の野趣、泉質。心からおすすめする。

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